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モジラ、タブ切り替え機能を強化した「Firefox 3.1」アルファ1を公開

正式リリースは2008年末から2009年初頭を予定
(2008年08月01日)

 米国Mozillaは7月28日、Webブラウザ「Firefox」のマイナー・アップグレード版「Firefox 3.1」アルファ1を公開した。Firefox 3.1は、2008年末から2009年初めにかけてリリースされる予定だ。

 Firefox 3.1は、日本の北海道にある知床国立公園にちなんで「Shiretoko」(開発コード名)と呼ばれている。Firefox 3.1アルファ1は、土壇場でMac OS X対応版にバグが見つかったことから、当初予定より公開が数日遅れている。

 アルファ1には、Firefox 3.1に搭載予定の新機能の一部が盛り込まれている。現行バージョン(Firefox 3.0)からの目立った変更点としては、アドレス・バー(Firefox 3.0で検索機能が向上したことから、Mozillaはアドレス・バーを「スマート・ロケーション・バー」と呼んでいる)のいくつかの強化機能や、タブの切り替え動作の変更などがある。

 アルファ1では、「Ctrl+Tab」によるタブ切り替えの際、現行バージョンのように単に右隣のタブに移動するのではなく、現在開いている各タブのサムネールが表示されるようになり、目的のタブに移動しやすくなった。改訂されたタブ切り替え機能も含め、Firefox 3.1に搭載予定の機能の多くは、もともとはFirefox 3.0に搭載される計画だった。だが、予定どおり6月に公開するために、Firefox 3.0での搭載が見送られた経緯がある。


Firefox 3.1で搭載予定のタブ切り替え機能。現行バージョンでも「Ctrl-Tab」をアドオンすれば利用可能だ

 Firefox 3.0のユーザーは、Firefox 3.0に対応した「Ctrl-Tab」アドオンをインストールすることで、新しいタブ切り替え機能を利用できるようになる。

 Firefox 3.1アルファ1は、Mozillaが開発中の「Gecko 1.9.1」エンジンをベースにしたブラウザである。Mozillaによると、アルファ1に加えられた変更の一部はWebページの互換性に関係するものだという。Mozillaは、アルファ1での変更点を説明する目的で、「Firefox 3.1 for developers」というWebサイトを設けている。

 通常、Mozillaの開発工程では、複数のアルファ版を作成してからベータ版へ移行し、その後リリース候補版を経て正式版の完成へと至る。例えば、Firefox 3.0では、8つのアルファ版と5つのベータ版をリリースした後、3つのリリース候補版を経て6月に正式版が公開された。

 しかし、Firefox 3.1は、より迅速なサイクルで開発される予定だ。今のところ、最初のベータ版が8月にリリースされ、2008年末から2009年初めにかけて正式版が公開される予定である。

 Firefox 3.1アルファ1は、MozillaのWebサイトからWindows版/Mac OS X版/Linux版がダウンロードできる。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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