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【Net Applications調査】

IEの市場シェアが過去最低を記録――3月末時点で66.8%

ライバルのFirefoxは22%で過去最高に
(2009年04月03日)

 4年前には10台中ほぼ9台のコンピュータで使われていたMicrosoftのWebブラウザ「Internet Explorer(IE)」が、今年3月にそのシェアを3台中2台にまで落とした。


Net Applicationsによるブラウザ利用調査データ。同社は、モニター対象サイト(4万件)にアクセスしたマシンをトラッキングすることでブラウザ利用状況を測定している

 米国のWeb動向調査会社Net Applicationsは4月1日、同ブラウザの市場シェアが3月に0.7ポイント減少し、同月末時点で66.8%になったと発表した。

 これは、Net Applicationsが2005年にブラウザ利用状況調査を開始して以来、最も低い水準である。Microsoftは2週間前に「IE 8」をリリースしたものの、この減少傾向に歯止めをかけることはできず、IEの3月単月のシェア減少率は過去12カ月間の平均減少率を若干上回るものとなった。

 Net Applicationsの以前のデータによると、IE 8リリース後最初の1週間で、他社ブラウザからIE 8に乗り換えたユーザーはほとんどいなかった。IE 8をダウンロード/インストールしたのは、これまでIE 7を使っていたユーザーばかりだったのだ。

 昨年IEはシェアを8ポイント落としているが、このペースで減少が続くと仮定すると、IEのシェアは来年1月に60%を切ることになる。ちょうど、MicrosoftがWindows 7の製品版をリリースする頃である。

 当然ながら、IEが3月に失ったシェアは他社のブラウザが拾っている。シェアを最も大きく伸ばしたのはMozillaの「Firefox」で、2月比で0.3ポイント増加した。また、Appleの「Safari」も0.2ポイント、Googleの「Chrome」はわずか0.08ポイントだがシェアを伸ばした。

 Firefoxのシェアは6カ月連続で拡大しており、3月末時点で過去最高の22%に達した。そのうち、Firefox 3.5(Firefox 3.1から名称変更)ベータ版の占める割合は6%だった。これは、IE 8がIE全体に占める割合の2倍以上に相当する。

 2月にシェアを失ったSafariも、3月は再びシェアを回復した。同ブラウザの3月のシェアは8.2%で、1月に記録した8.3%とほぼ同じ水準である。同様に、Chromeも新規ユーザーをある程度獲得し、3月末のシェアを1.2%とした。

 一方、これらとは対照的なのが、Opera Softwareのブラウザである。そのシェアは0.7%と、1年近く不振を続けている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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