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【コラム】

オペラのOpera Uniteに対する5つの疑問

PCをWebサーバ化するメリットとデメリット
(2009年06月17日)

 ノルウェーのOpera Softwareは6月16日、同社のブラウザ「Opera 10」にWebサーバ機能を組み込む技術「Opera Unite」のベータ版を発表した。

 Opera Uniteを利用すれば、PCをWebサーバとして利用することができる。同社は、「サーバ・ベースのサービスを提供したり、世界中のサーバを管理している“仲介者たち”を迂回したりすることが可能だ」とアピールしている。

 「ブラウザをサーバ化する」という考え方は魅力的だ。ユーザーができることの幅も広がるだろう。しかし、Operaの主張には違和感を持つ部分もある。以下、筆者がモヤモヤしている5つの疑問点だ。

1.PCを24時間365日稼働させるべきか?

 Webサーバとして利用するならば、PCを24時間/年中無休で稼働させ、いつでも、だれからもアクセスできるようにしておかなければならないのだろうか。一体、自分のPCを常にアクセス可能な状態にしてもよいと考える一般家庭のユーザーが、どれだけ存在するのだろう。

 限定されたユーザー(例えば友人や家族など)だけでフォルダ共有をしているような場合、PCを常時稼働させるメリットは何もない。無駄な電力消費は、地球にもおサイフにもやさしくない。私自身、外出するときにはPCをスリープモードにするか(これもすぐに帰ってくる場合だ)、電源を切るようにしている。

2.セキュリティ対策は万全か?

 Opera Uniteをインストールして試用したが、プライバシー機能とセキュリティ機能はかなり優れているようだ。とはいえ、PCをWebサーバにするという考え方に、不安を感じる人も少なくないだろう。

 セキュリティ機能が正しく設定されているのか、犯罪者が不正アクセスして個人用のファイルにアクセスする可能性はないのかといった不安は、常につきまとう。このような不安を抱えながらも自分のPCをWebサーバとして運用したいと思うユーザーは、どんな人なのだろうか。

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