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モジラ、「Firefox 3.5」を間もなく公開へ

日本では7月1日深夜に入手可能
(2009年06月30日)

 米国Mozillaは6月26日、Webブラウザ「Firefox」の最新版である「Firefox 3.5」を6月30日(米国時間)に公開すると発表した。

 Mozillaの広報担当者によると、Firefox 3.5正式版は、米国太平洋標準時の30日朝からMozillaのWebサイトでダウンロード提供が開始されるという。

 このニュースは意外なものではなかった。6月25日にはMozillaのFirefox担当ディレクター、マイク・ベルツナー(Mike Beltzner)氏が、「Firefox 3.5は、今年上半期中というスケジュールどおりにリリースされる」と強く示唆していたからだ。

 Firefox 3.5は当初、「Firefox 3.1」として開発されていた。しかしMozillaは今年3月、新機能が多数搭載されることを理由に、バージョン番号を3.5に引き上げられた(関連記事)。

 Firefox 3.5で追加された機能には、「TraceMonkey」と呼ばれる新しい高速なJavaScriptエンジンをはじめ、訪れたサイトやページについてのデータをFirefoxに保持させずにWebを閲覧できる「プライベート・ブラウジング・モード」、Webサイトに現在地を知らせる位置情報通知機能などがある。また、多数の内部的な機能強化によって、パフォーマンスが改善されているという(関連記事)。

 Mozillaは当初、Firefoxを早期にアップグレードすることを目指しており、2008年には、「最新版の開発を2008年末までに完了させたい」と述べていた。だが、TraceMonkeyやプライベート・ブラウジング・モードなどの機能を追加するため、アップグレード時期を遅らせたという経緯がある。

 米国のWeb動向調査会社Net Applicationsのデータによると、2009年5月におけるFirefoxのブラウザシェアは22.5%で、米国Microsoftの「Internet Explorer」に次いで第2位となっている。

 Firefox 3.5はWindows版、Mac版、Linux版が提供される。既存ユーザーはFirefoxの「ヘルプ」メニューから「ソフトウェアの更新を確認」を選択すれば、Firefox 3.5を入手できる。

 ただし2008年6月のFirefox 3.0のリリース時のように、Firefox 3.5をダウンロードしようとするユーザーがMozillaサイトに殺到すると、ダウンロードできるまでに時間がかかるかもしれない。ちなみにFirefox 3.0のリリース時には、Mozillaのダウンロード・サーバが過負荷のために、約1時間ダウンした。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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