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Mac版「Google Chrome」ブラウザ、12月初旬にベータ版公開へ

開発者フォーラムでプロジェクト担当者が明かす
(2009年11月13日)

 米国Googleは数週間後に、Webブラウザ「Google Chrome」のMac版をベータ・リリースする。Googleのプロジェクト担当者が11月11日に明かした。


Google Chromeの画面(Windows版)

 Chromeチームのプロダクト・マネジャー、ニール・ボーム(Neil Baum)氏によると、現在開発中のMac版Chromeブラウザは、12月初旬にもベータ段階に入るという。ボーム氏が11日、「Chromium-extensions」フォーラムに投稿したメッセージの中で明らかとなった。

 「Chromium-extensions」フォーラムは、Chrome用エクステンション(拡張機能)の開発者コミュニティだ。メッセージの中で、ボーム氏は他のエクステンション開発者たちに「BrowserActions」への対応を呼びかけた。BrowserActionsに対応したエクステンションは、ブラウザのアドレス・バー右脇にアイコンが表示され、ユーザーがそのアイコンをクリックすればエクステンションが起動するようになる。

 「エクステンション・チームは、BrowserActionsを提供すべく、精力的な取り組みを行ってきた。すでにWindowsとLinuxの上では動作している。(略)多くの開発者が、この機能による新しいUIを利用するためにエクステンションを更新している。皆さんもぜひそうしてほしい」(ボーム氏)


「Browser Actions」にエクステンションを対応させることで、アドレス・バー脇のボタンにさまざまな機能が割り当てられる(プロジェクト・ページより)

 さらにボーム氏は、「なぜ今、BrowserActionsに対応すべきなのか」と続けている。「早く対応すれば、12月初めにリリースされる(Mac向けの)ベータ版上でのエクステンションの使い勝手に磨きをかける時間が増やせる」(ボーム氏)。

 Windows版のChromeブラウザは、v3.0正式版が2カ月前にリリースされている。一方でMac版やLinux版については、まだベータ版すらリリースされていない。両OS向けには6月にDeveloper Channel版がリリースされているが、これはあくまで開発者向けのリリースであり、Googleは再三にわたり「動作が不安定な場合がある」と警告している。

 Mac版Chromeのベータ・リリースについて、Googleの広報担当者は、正確な日程についてのコメントは控えた。ただし、GoogleではすでにMac向けのパブリック・プレビュー版を「年末までに公開する」としており、12月初旬にリリースされても「それほど意外なことではない」(広報担当者)という。

 Web動向調査会社Net Applicationsの最新データによると、ブラウザ市場におけるChromeの利用シェアは推定3.6%である。Mac版がリリースされることにより、このシェアは上昇するものと見込まれている。

 GoogleではChromeの市場シェアについて、2010年9月に5%、2011年に10%という目標を掲げている。Gartner Researchのレイ・バルデス(Ray Valdes)氏は、「インターネットにおけるGoogleのプレゼンスを考えれば、これは十分に達成可能な数字だ」と話している。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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