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グーグル、「Google Reader」でもIE 6のサポートを終了へ

Firefox、Safari、Chromeの旧版も。6月から段階的に打ち切り
(2010年05月31日)

 米国Googleがまたひとつ、「Internet Explorer 6(IE 6)」ブラウザを排除する措置をとった。5月27日、RSSリーダ・サービス「Google Reader」でのIE 6サポートを、6月1日から段階的に終了すると発表したのだ。


NetApplicationsの最新調査によると、IE 6の利用シェアは17.6%であり、IE 7やFirefox 3.6よりもいまだに高い

 6月1日以降、IE 6やFirefox 1/2、Safari 2/3、Chrome 1/2/3といった古いバージョンのブラウザを利用しているユーザーは、Google Readerにアクセスするとブラウザのアップグレードを促すメッセージが表示されるようになる。

 GoogleのReaderチームでエンジニアを務めるミハイ・パーパリタ(Mihai Parparita)氏は、24日付けの公式ブログへの投稿のなかで、「Readerは最先端のWebアプリケーションだ。我々は今回の措置によって、時代遅れのブラウザに関する問題の修正ではなく、Readerの改良に時間を費やせるようになる」と述べていた。

 Google Readerのヘルプ・ページでも、今回の段階的終了措置について詳しく説明されている。

 ヘルプ・ページの説明によると、これらのブラウザではReaderの新しい機能が使えなかったり、既存機能の一部が動作しなくなったりする可能性があるという。今後、Readerは古いブラウザ向けには「無保証で」提供され、Googleとしては、これらのブラウザに関する機能要求やバグ修正要求などには対応できないとしている。

 今回、サポート打ち切りの対象となるブラウザの中では、2001年リリースのIE 6が最も古い。一方で、比較的新しいブラウザも含まれている。例えば、Google自身が開発しているChromeのバージョン3は2009年9月にリリースされたもので、後継となるChrome 4は2010年1月にリリースされたばかりだ。

 Googleは3月1日、Webオフィス・スィート「Google Docs」のサポート対象ブラウザからIE 6を除外した。さらにその後、Webメール・サービスの「Gmail」でも年内に同様の措置を取ると発表している。

 “IE 6排除”の動きは人気のWebサイト/サービスに広がっている。YouTube、Facebook、Diggは、いずれもIE 6のサポート打ち切りを発表している。

 開発元のMicrosoftもすでに1年ほど前から、IE 6を使うのをやめ、最新版IEにアップグレードするようユーザーに呼びかけてきた。だが、先週には複数の同社幹部から、IE 6に関する矛盾する発言があった。

 Microsoftのプラットフォーム戦略ディレクター、ライアン・ギャビン(Ryan Gavin)氏は英国のWebサイト「PC Pro」の取材に応じ、「IE 6のシェアをできるだけ早くゼロにする」任務を命じられていると語った。

 一方、27日にMicrosoftオーストラリア法人のチーフ・セキュリティ・アドバイザー、スチュアート・ストラスディー(Stuart Strathdee)氏は、ZDNetに対し、「企業はIE 6を喜んで使い続けている」と語っている。これは、企業が従業員に利用させたくないと思っているFacebookなどのサイトを、IE 6ならば正しくレンダリングできないからだという。

 Web動向調査会社NetApplicationsの最新データによると、4月時点でIE 6の利用シェアはブラウザ全体の17.6%を占めていた。この数字は、前年同期比では12.5ポイントの下落となるが、IE 7のシェア(12.5%)よりも5ポイント以上高い。ちなみに、IEの最新版であるIE 8のシェアは27.6%だった。

 MicrosoftはWindows XP Service Pack 3(SP3)上のIE 6を2014年4月までサポートするが、できるだけ早くIE 8にアップグレードするようユーザーに強く勧めている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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