マイクロソフトの“IE 6一掃キャンペーン”、米国で目標達成
米国での利用シェアが1%未満に。今年はIE 8への自動更新も実施予定
米国におけるブラウザ利用シェア調査で「Internet Explorer 6」(以下、IE 6)のシェアが1%未満になったことを受け、米国Microsoftは1月3日、“IE 6の一掃キャンペーン”が米国で目的を完遂したことを公式ブログで報告した。
Microsoftではこれまで2年以上にわたり、IE 6から新しいブラウザへの乗り換え促進に取り組んでいる。昨年3月には“IE 6の最期”をカウントダウンするためのサイト「The Internet Explorer 6 Countdown」も開設し、積極的な姿勢を見せてきた。
今回、Web調査会社のNet Applicationsによる最新の(2011年12月の)ブラウザ利用シェア・データで、米国でのIE 6利用シェアは「0.94%」を記録した。これは2001年8月のIE 6リリース以来最低の数値であり、同キャンペーンが目標としてきた「1%未満」を達成するものであった。
IEマーケティング責任者のロジャー・カプリオッティ(Roger Capriotti)氏は、ブログ投稿の中で、「しばらくの間、IE 6はブラウザに関するジョークの決めぜりふのようになっていた。我々も、(IE 6からのアップグレード促進に)熱心に取り組んできた」と述べている。
Net Applicationsの2011年12月調査データによると、デスクトップPCおよびノートPCにおけるIE 6の利用シェア(全世界)は7.3%であり、前年同月比で6.2ポイントの減少となっている。
Microsoftによれば、まだIE 6の利用シェアが高い国は中国である。中国にあるPCのおよそ4分の1は、まだIE 6を使ってインターネットへアクセスしている。全世界で利用されているIE 6のうち、過半数の58%が中国のユーザーのものだ。
中国でIE 6の利用シェアが高い背景には、同国ではまだ「Windows XP」が多く使われているという事情がある。Net Applicationsによれば、中国にあるPCの70%が「Windows XP」だという(ちなみに米国は29.6%)。
Microsoftでは、IE 6ユーザーをさらに減らすための計画も用意している。
Microsoftは先月、Windows XPに対し、IE 6/7からIE 8への自動アップグレードを実施する方針を明らかにしている。自動アップグレードはまず今月、オーストラリアとブラジルから開始され、今年中にほかの国々でも実施される予定だ。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)



























