Android向け「Google Chrome」ベータ版、ついにリリース
ただし利用できるのはシェア1%の「Android 4.0」端末のみ米国Googleは2月7日、「Android」を搭載したモバイル端末用のブラウザ「Chrome for Android」ベータ版をリリースし、PC(およびMac)/タブレット/スマートフォンという異なるプラットフォームでのブラウザ統合に向けた一歩をようやく踏み出した。
しかしながら同ブラウザは、最新の「Android 4.0」(開発コードネーム「Ice Cream Sandwitch)を搭載したデバイスにのみ対応している。2月1日時点で、Android 4.0を搭載しているのはAndroid端末全体のわずか1%だ。
Chrome for Androidは、PC上でChromeを利用しているユーザーに便利な機能を幾つか備えている。例えばPCとモバイルデバイスの両方からChromeにログインした際、一方の端末のタブで開いているページがもう一方の端末でも表示される。また、ユーザーがPCで入力した検索キーワードは、モバイル端末でも検索候補を自動補完してくれるなど、オートコンプリートもデバイスをまたいで利用可能だ。さらにブックマークも端末間で同期してくれる。
Googleのブログによると、Webページの読み込みスピード改善や、小さい画面に適したタブのデザインなど、このブラウザを「モバイル端末のためにゼロから作り上げた」という。また、ユーザーが多数のリンクから最適なページを選択できるよう、リンク先の内容を表示する「Link Preview」機能を備える。
これまでGoogleはPC/Mac用のChromeとは別に、Android端末向けのWebブラウザを単体で開発してきた。
なお、同社は旧バージョンのAndroid搭載端末や競合モバイルOSに向けたChromeをリリースする予定があるかどうかについては触れていない。
モバイル・ブラウザは、端末に搭載されたOSのベンダーがそのほとんどを開発している。ユーザーの多くが最初から端末に組み込まれたブラウザを利用することが明白になり、一時は激しかったモバイル・ブラウザを巡る競争は沈静化した。「Opera」は勝ち残った数少ない独自ブラウザで、ユーザーは自分の端末に同ブラウザをダウンロードして利用している。
(Nancy Gohring/IDG News Service シアトル支局)



























