エンタープライズ・マッシュアップ技術の標準化を目指す業界団体「OMA」発足|Web 2.0|トピックス|Computerworld

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エンタープライズ・マッシュアップ技術の標準化を目指す業界団体「OMA」発足

「EMML」言語の推進が活動テーマ
(2009年09月25日)

 9月24日、エンタープライズ・マッシュアップ技術に関する業界団体「Open Mashup Alliance(OMA)」の創設が発表された。

 OMAはエンタープライズ・マッシュアップ技術の活用支援を目指し、この技術の開発、相互運用性、互換性の促進に向けて「Enterprise Mashup Markup Language(EMML)」を推進する。

 OMAは、マッシュアップ・ソフトウェア・ベンダーの米国JackBeが中心となり、IT大手である米国のIntel、Adobe Systems、HP、Kapow Technologies、フランスのCapgemini、米金融大手のBank of Americaなどと協力して創設した。

 JackBeではマッシュアップを、「Webサービス、ニュース・フィード、データベースなど、異なるソースから取得したデータを組み合わせて使うアプリケーション」と定義している。

 JackBeのCTO(最高技術責任者)、ジョン・クラピ(John Crupi)氏は、OMAでは幅広い目標を掲げて結成される他のIT業界団体とは異なり、「EMML(Enterprise Mashup Markup Language)」の推進に活動テーマを絞っていることを強調している。「単に多くの企業とベンダーが結集して、マッシュアップのメリットや利便性を広くアピールすることが目的ではない」(クラピ氏)。

 EMMLはJackBeが開発した、エンタープライズ・マッシュアップ環境の構築と実行に特化したXMLベースのマークアップ言語である。

 現在、OMAのサイトではEMML 1.0仕様、EMMLランタイムのリファレンス実装、ドキュメント、サンプル・コードが、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開されている。

 「OMAはこの言語を次の段階に進化させ、最終的に標準化団体に提出することを目的に、専門家、プロバイダー、ユーザーが結集した団体だ」というクラピ氏の発言どおり、OMAではEMML 1.0仕様を改良し、OASISやWorld Wide Web Consortium(W3C)などの標準化団体に提案する計画だ。現在検討されている改良点としては、Wordドキュメントなどの非構造化データの処理を強化する仕組みの追加などがある。認証サービスへの対応機能も追加される可能性もある。

 OMAは、毎月または四半期ごとに定例会議を実施する予定。新メンバーの参加も受け入れている。

(Paul Krill/InfoWorld米国版)

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