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グーグル、Google Apps向けの電子メール移行APIを公開

OutlookからGmailへの乗り換え促進がねらい
(2007年11月19日)

 米国グーグルは11月16日、既存の電子メール・システムから、企業向けホスティング型アプリケーション・スイート「Google Apps」のGmailサービスへの移行を促す新API「Google Apps Email Migration API」を公開した。

 同社のGoogle Apps担当プロダクト・マネジャー、ゲイブ・コーエン氏は、「高度なメール移行ツールの開発を支援するドキュメンテーションとサンプル・コードを公開した。これにより、既存の電子メール・システムからGmailへの乗り換えを簡略化するツールの開発が可能になる」と述べている。

 グーグルは、IMAP対応の電子メール・システムからGmailを管理するツールをすでに提供しているが(関連記事)、今回公開した新APIはそれとは異なり、例えば「Microsoft Outlook」のカレンダー、電子メール、連絡先など、任意のシステムのデータをGoogle Appsに移動したり、任意のタイプのメール・サーバをGoogle AppsのPremier/Education/Partnerの各エディションに移行したりするための支援ツールの開発を促すものとなっている。

 コーエン氏によると、Email Migration APIには、「Google Appsへの移行を促す機能がふんだんに盛り込まれている」(同氏)という。

 グーグルは、多くの企業が現行の電子メール・サーバを廃止して別のシステムに置き換えることに消極的であることを理解しているが、既存システムとGoogle Appsとの併用を実現可能にすることで、メール・システム移行を巡る懸念を払拭したい考えだ。ちなみに、8万人の従業員を擁するフランスのコンサルティング会社、キャップジェミニでは、一部の従業員にGoogle Appsを使用させる実験が行われている。

 Email Migration APIは、グーグルの開発者向けサイト「Google Code」から入手可能となっている。

(エフライム・シュワルツ/InfoWorld米国版)

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