マイクロソフト、Mac版Office 2011とWindows版の高い互換性に自信
Windows版Office 2010から多くの機能が移植される見込み。目玉となるExcelの「Sparklines」も米国Microsoftは8月18日、次期バージョンの「Office for the Mac」には、2010年前半に発売されたWindows版「Office 2010」で初めて登場した2つの主要機能が搭載されると発表した。
2010年10月にリリースされる予定のOffice for Mac 2011は、セルの中にExcelグラフを描くことのできる「Sparklines」(スパークライン)と、アプリケーション上で画像を編集するツールの2つを含むことになるという。いずれも、Mac版より利用者数の多いWindows版の最新バージョンであり、2010年5月に販売が始まったOffice 2010から使えるようになった機能だ。
Microsoftは、OfficeスイートのMac版およびWindows版の互換性を強化する取り組みの一環として、これらの新機能の意義を打ち出している。
MicrosoftのMacチームでエバンジェリストを務めるカート・シューマッカー(Kurt Schmucker)氏は、同チームが18日に発表したビデオの中で、「Office for Mac 2011にはものを生み出すさらなる力を付与し、プロ仕様のドキュメントを作成しながら同時にWindows版Officeとの互換性も保てるようくふうした」と語っている。
Computerworld米国版のプレストン・グラーラ(Preston Gralla)解説員が、Windows版Office 2010のExcelにおける変更点の中で「最も便利」と評したSparklinesを使用すると、小さなチャートやグラフを個々のセルへ挿入できるようになる。
Microsoftは、Windows版Officeを使用している同僚とスプレッドシートを共有したいと考えるMacユーザーの互換性に対する要求を満たすため、Sparklinesの実装とExcelの「PivotTables」(ピボットテーブル)の改良という対策を講じたわけだ。
Office for Mac 2011に関しては、リボン・スタイルのインタフェースを採用したり、ほかの機能をWindows版から流用したりと、Microsoftはすでにたくさんの試みを行っている。
Office for Mac 2011は10月末に発売される見込みだが、正確な期日はまだ明らかにされていない。2010年11月30日までにOffice for Mac 2008を購入したユーザーは、2011バージョンのリリース後に無料でダウンロードできるという。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)
























