9月登場のSnow Leopard、まずは「価格」でWindows 7をリード――アップグレードは29ドル|Appleウォッチ|トピックス|Computerworld

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【WWDC 2009】

9月登場のSnow Leopard、まずは「価格」でWindows 7をリード――アップグレードは29ドル

WWDCではアップル幹部がWindows 7を“口撃”
(2009年06月10日)

今秋、クライアント向けの2大OS、WindowsとMac OSがそろってメジャー・バージョンアップする。「Windows 7」と「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」の両OSともに、革新的な新機能というよりも、性能や安定性、使い勝手の向上に重点を置いた改良が施された。ただ、価格については、Snow LeopardのほうがWindows 7よりも大幅に安くなるとみられ、Appleの「勝ち」と言えそうだ。

「Windows 7よりも発売が早い」は有利とは言えず

 6月8日の「Worldwide Developers Conference(WWDC)2009」初日。Appleのソフトウェア・エンジニアリング主任、バートランド・サーレット(Bertrand Serlet)氏は基調講演の壇上で、Mac OS Xの新版となるSnow Leopardを9月に発売することを明らかにした。

 サーレット氏は、Snow Leopardについて説明するかたわら、MicrosoftのWindows 7を引き合いに出し、「彼ら(Microsoft)は大きな穴にはまってしまった。Windows 7でそこから抜け出そうとしているが、Windows 7はVistaとそう変わらない。しょせん、Vistaの別バージョンにすぎないのだ」とWindows 7を“口撃”した。


「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」

 とはいえ、同氏がSnow Leopardについて語った内容は、Microsoft幹部がWindows 7を説明するときの内容と大差なかった。実際、両社とも、新OSを説明する際は、目新しい特徴というよりも、既存のOS基盤の性能や安定性、使い勝手がいかに向上したかを強調している。

 多くのアナリストや業界関係者も、どちらの新OSも基本的には成熟した製品のアップデートであるという見方で一致している。Directions on Microsoftのアナリスト、マイケル・チェリー(Michael Cherry)氏も、こうした見方を肯定したうえで、「Blu-Rayなど、ハードウェア面での追加のサポートはあるのだろうが、いずれにせよ今後重要となるのはセキュリティと安定性と性能だ」と話す。

 Appleは、9月発売という以外、Snow Leopardの具体的な発売日を明らかにしていないが、予定どおりに事が進めば、Snow LeopardはWindows 7よりも数週間早く発売される見通しだ。Windows 7のほうは、10月22日に発売される予定だからである(関連記事)。

 もっとも、チェリー氏によれば、この差は大して重要ではないという。「先にリリースされたほうを買おうなどと考えるユーザーなどいないだろう」(同氏)

 Gartnerのアナリスト、マイケル・シルバー(Michael Silver)氏もチェリー氏と同意見だ。「リリースが数週間早いからといって、Appleが有利ということにはならない。どちらも新学期には間に合わない。その点は、教育市場で大きなシェアを持つAppleにとって、大きなマイナスとなるのではないだろうか」と、シルバー氏はSnow Leopardの不安材料を挙げている。

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