Appleタブレット、今年のクリスマスには実現か/index/rss|Appleウォッチ|トピックス|Computerworld

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【Financial Times報道】

Appleタブレット、今年のクリスマスには実現か

新しい音楽アルバム販促プロジェクト「Cocktail」と同調
(2009年07月28日)

 Financial Times紙の報道によれば、Appleが2009年末商戦期までにタブレット型デバイスを発売するための準備を急いでいるという。10インチのタッチ・ディスプレイを搭載するAppleのタブレットは、楽曲アルバムのオンライン販売を促進するために開発されたプロジェクト「Cocktail」と並行してデビューを飾ると言われている。


インターネット上では多くのファンがAppleタブレットへの夢をつづり、どのようなデバイスになるのかを議論し、期待を込めて想像図やジョーク写真などを作成してきた。最終的にどのようなデバイスが登場するのだろうか

 同紙の7月27日付けの報道で、数年前からうわさになっていたAppleのタブレット・デバイスがいよいよ現実味を帯びてきた。Financial Timesでは“この計画に詳しい幹部”の話を引用している。同幹部によれば、Appleはこのタブレット・デバイスとともに新しいサービスを立ち上げる可能性がある。この新たなサービスは、「友人とアルバムのジャケットを眺めながら音楽を聴いていた、古き良き時代を復活させるもの」になるそうだ。

クリスマスまでに発売
Wi-Fiを搭載し、映画も観られる

 Appleの新たなタブレット・デバイスに関する情報は、当該記事でもあまり詳しくは解説されていない。同紙はこのデバイスを「フル機能を搭載したタブレット型コンピュータ」と表現し、クリスマス商戦に間に合うよう発売されるとだけ記していた。画面サイズは最大で10インチとされているが、「iPhone」のような通話機能は実装されないとのことである。

 また同紙は、AppleタブレットにはWi-Fi機能が搭載され、Appleのオンライン・ストアへアクセスできるようになると記している。Appleのエンターテインメント部門幹部は、「Amazon Kindle」のような電子ブックリーダとしての機能に加えて、映画を鑑賞できる機能が搭載されている点が強みであると語っているそうだ。同紙では価格について触れていないが、現在のところ800ドル前後という予測が有力だ

双方向の楽曲アルバム「Cocktail」

 さらにFinancial Timesは、AppleがEMIやSony Music、Warner Music、Universal Music Groupといった音楽レーベルと協力し、Cocktailのコード・ネームを持つプロジェクトを進めていると報じた。同プロジェクトは、「iTunes Music Store」上でライナー・ノーツやビデオ・クリップとともに楽曲を販売する仕組みである。このサービス自体は、早ければ9月にも始動するかもしれないという。

 Cocktailは新しいタイプの双方向的な音楽アルバムであり、ジャケット写真や歌詞カード、ビデオ・クリップやライナー・ノーツなどのすべての関連素材を1つのインタラクティブなブックレットに収めたものであると、Financial Timesは説明している。新種のアルバム・ブックレットとでも呼ぶべきCocktailは、iTunesに戻らずに直接曲を再生することができるとも報道された。

憶測か、それとも現実か

 Appleタブレットが登場することは、どうやらこれで確実となったようだ。画面サイズや搭載されると言われている機能から判断するに、Appleタブレットは最新映画や音楽の試聴も可能で、iPod Touchの単なる大型版ではない。iTunesストアで書籍の販売が始まれば、Amazon Kindleと競合するデバイスとなる。

 現時点では、Cocktailの話題性によって、Appleタブレットの目玉はマルチメディア性として捉えられているが、同デバイスにコンテンツを配信する際に最も重要なのはインターネット接続である。この点に関しては、先週ネット上に流れたうわさと今回の記事には矛盾があった。AppleInsiderが「3G」を利用する見込みだと書いたのに対し、今回の記事はそうした機能は搭載されないと否定したのである。

 今後詳細を詰めていく中で、ユーザーが特定の無線キャリアに縛られる3Gタブレットを望んでいるのか、ある程度制限はあるものの手頃なWi-Fiアクセス・ポイントを自由に使えるほうがよいと思っているのかについても、Appleは見極める必要があるだろう。

(Daniel Ionescu/PC World米国版)

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