Adobe CS 3、Snow Leopardでの動作保証はなし――でも本当は動く?
実際にインストールして試してみた結果は……米国Adobeは、同社のアプリケーション・セット「Creative Suite 3(CS3)」では、Mac OS X Snow Leopardを“サポートしない”という通達を掲載した。
この通達を読んだCS3ユーザーによって、インターネット上で混乱が生じた。デザイナーやWebクリエイターの多くがMacを利用しており、彼らにとってその動作の可否が死活問題であることは想像に難くない。
Adobe CS4がSnow Leopardで動作することはわかっている。だが、CS3、あるいはCS2、CS1はSnow Leopardで動作するのだろうか。
筆者が行ったMac OS X Snow Leopardのベータ・テストでは、CS3は問題なく動作した。8月28日には、製品版のSnow LeopardにCS3をインストールしたが、今のところ問題は生じていない。Mac OS Xとのコンフリクトの懸念があるAdobeのファイル管理システム「Version Cue」すら正常に動作している。
インストーラーやAdobe Updaterも正常に動作した。ただし、いくつかのアップデートは、Mac OS Xの「Rosetta」をオンにしないとインストールされない。Rosettaは、PowerPCのみに対応するアプリケーションを、Intel Macで動作させるための機能だ。Snow Leopardのデフォルト設定ではRosettaはオンになっていないため、古いアプリケーションは動作しない可能性がある。
幸いにも、Adobe UpdaterはRosettaが有効な状態であるかどうかをチェックする。Rosettaが必要だが有効になっていない場合、Rosettaをオンにするようダイアログ・ボックスが表示され、その後、アップデートを続ける。
Adobe Creative Suiteの最初のバージョンであるCS1は、UniversalアプリケーションではなくPowerPC用であり、Rosettaが必要だ。CS3のDreamweaver、Photoshop、Illustrator、InDesign、Acrobat、Flash、Bridge、Media Encoderは、筆者が試した範囲では順調に動作した。ただし、実行できる機能をすべてテストしたわけではなく、互換性のないものが存在する可能性もある。
Adobeは、Snow Leopard上でCS3のテストを行っておらず、今後もその意向はないようだ。同社は、Snow Leopard上でのCS3の動作を“サポート”しないと述べたが、もう少し言い回しに注意すべきであったろう。そうすれば、「CS4へのアップグレードを購入しなければ」と、CS3ユーザーを不要な混乱に陥れることはなかったはずだ。
(Galen Gruman/PC Advisor 英国版)



























