アップル、iPod nanoのオーバーヒート問題をサポート文書内で公に認める
事件発覚後、初めて公式見解を公表。iPod touchに関する警告は特になし「iPod」のバッテリが発火した事件についての情報は、残念ながら1年以上もいっさい動きが見られなかった。ところが、米国Appleは2009年10月16日、事件発覚以来初めて、この問題を認めるナレッジ・ベース文書を公表した。
「Rare cases of battery overheating(バッテリのオーバーヒートに関する少数の報告)」と題された文書が、2005年9月から2006年12月までに販売され、2008年には日本政府が調査対象としたモデルでもあるiPod nanoの第1世代に言及している。Appleは、こうした問題が起こるケースはきわめてまれであり、ある1社から仕入れたバッテリに関してのみトラブルが発生していると説明した。
これら少数の事例では、問題のバッテリがオーバーヒートしてiPodの外装を歪め、デバイス本体の機能が停止したという。Appleは、こういった現象やあるいは変色など、バッテリの加熱が引き起こしたと考えられる徴候に気づいたら、iPodの使用を直ちに止め、AppleCareへ報告するようユーザーに助言している。また、利用中のiPod nanoのバッテリに不安を感じたときは、AppleCareに連絡を取って交換してもらうことができるそうだ。
もっとも、バッテリのトラブルに悩まされているApple製品は、iPod nanoだけではない。2009年初頭には、英国在住の男性が、同氏の娘のiPod touchがオーバーヒートして爆発したことを明らかにした。米国オハイオ州に住む女性も、息子がiPod touchをズボンのポケットに入れていたところ爆発し、火がついたとしてAppleを提訴している。Appleは現時点まで、iPod touchの各モデルに関する特別な警告は出していない。
(Dan Moren/Macworld.com)



























