依然注目を集めるうわさの“アップル・タブレット”
謎の新デバイスの実像を業界観測筋が予想その新製品は、iPhone、iPod、ニンテンドーDS、そしてネットブックを一網打尽にする可能性を秘めていると言われている。しかも、充電中に新聞や雑誌のデータを取り込むことができ、指をめまぐるしく動かさなくてもWebブラウジングを楽しめるというのだ。
もちろん、その製品とは、Apple製タブレットのことだ。まだ未発表で謎だらけではあるが、事情筋からさまざまなうわさが伝わってくる。Appleタブレットは来年出荷されると伝えられており、その開発プロジェクトは、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏が自ら陣頭指揮を執っているとのことだ。
CNN.comは11月16日、Appleタブレットに関する最新の観測記事を報じた。この記事は具体的な新情報を示しているわけではないが、Appleタブレットに対するIT業界の期待を浮き彫りにしている。
CNN.comのデビッド・ゴールドマン(David Goldman)氏は、数人の業界ウォッチャーの発言を引用している。その内容はさまざまだが、AppleタブレットにはIT業界の流れを変える可能性があると考えている人も多いようだ。
「この製品は次の大きな波を起こすだろう」と、米国の調査会社、ITICの主席アナリスト、ローラ・ディディオ(Laura DiDio)氏は述べている。CNETのシニア・エディター、ダン・アッカーマン(Dan Ackerman)氏も、「Appleがリリースするタブレットは、すべての人をうならせるだろう」と話した。
ディディオ氏もアッカーマン氏も、この製品の素晴らしさを確信しているが、Appleタブレットの試作品を見たとは言っていない。機密保持契約を結んでいたら見たとは言えないわけだが、Appleは未発表の製品について秘密主義を徹底するため、彼らは実際に見ていないのだろう。
このタブレットに対する好意的な前評価の背景にあるのは、ITの世界を驚かせてきたAppleの名声だ。とはいえ、持ち運びに不便かもしれないノートサイズのタブレットの前途を、だれもが楽観しているわけではない。
Yankee Groupのアナリスト、ズース・カーラバラ(Zeus Kerravala)氏は、CNN.comに対し、多機能デバイスが単機能のライバル製品に匹敵するパフォーマンスを発揮することはめったにないと話している。
例えば、豪華な高解像度カラー・ディスプレイを備え、(おそらく)バッテリ駆動時間が限られているApple製タブレットは、充電なしで何日も使えるKindleよりもすぐれた電子ブック・リーダーなのかという問題だ。
Appleはわれわれを驚かせてきた。今度も、驚かせることができるだろうか。その答えは近いうちにわかるだろう。
(Jeff Bertolucci/PC World米国版)



























