アップル、電磁波レベルを測定する「iPhone」アプリの掲載を拒否
「情報がユーザーを混乱させる恐れあり」として米国Appleが、携帯電話が放出する電磁波量を最小限に抑えることを目的とした「iPhone」アプリケーションの「iTunes App Store」への掲載を拒否したという。このiPhoneアプリは、このiPhoneアプリは、イスラエルのTawkonが1年半をかけて開発し、同ストアを通じて5ドルから10ドルで販売しようとしていた。
技術系ブログの「TechCrunch」が3月4日に第一報を報じ、翌5日にはWashington PostがTawkonの共同創業者ギル・フライドランダー(Gil Friedlander)氏の発言をこう引用した。「別に(このアプリは)iPhoneユーザーに使うのをやめるように訴えているわけではない。あくまで自己責任で使うようアドバイスしているだけだ」。
フライドランダー氏はAppleから掲載拒否の理由として、「すばらしいインタフェースだが、電磁波レベルについての情報がユーザーを混乱させる恐れがある」と言われたという。「どのコンテンツを掲載するかは、Appleの独断で決まることがはっきりした」と同氏は不満げに述べている。
Washington Postによると、Appleの広報担当者は本件についてのコメントを拒否したという。Tawkonの特許申請中の技術「RRI(Real-time Radiation Indication)」は、電磁波レベルが一定のしきい値を超えるとユーザーに警告を発し、電磁波を受ける量を減らすよう、通話の邪魔にならない程度のシンプルな指示を与えるというものだ。
同アプリは、スマートフォンに内蔵されているBluetooth機能や加速度/傾きセンサー、GPSやコンパス(方位センサー)などを利用する。
さらに、RRIは数値精度を高めるために、ユーザーの携帯電話のSAR(Specific Absorption Rate:比吸収率)値、携帯電話基地局のカバー・エリア、現在位置、各種環境条件、また、通話中かどうかについて情報をリアルタイムに収集/分析するという。
※お詫びと訂正:掲載当初、タイトルおよび本文において「放射線レベル」と表記していましたが、「電磁波レベル」に改めました。このアプリケーションは携帯電話端末(iPhone端末)および携帯電話基地局が発する電磁波の量を測定/表示するというものです。お詫びして訂正いたします。(2010/03/16 18:01 Computerworld.jp)
(Nick Spence/Macworld英国版)



























