WiMAXキャリアのクリアワイヤ、初のMacBook対応4G/3Gモデムを発表
複数デバイスをWi-Fi経由で無線WANに接続するホットスポットも同時に発表米国でWiMAXサービスを提供しているClearwireは6月17日、MacBookに対応した同社初の4G/3G USBモデム「CLEAR 4G+ Mobile USB(Series S)」と、Wi-Fiホットスポット製品の4G対応モデル「CLEARSpot 4G」、さらに4G/3G対応モデル「CLEARSpot 4G+」を発表した。
MacBookユーザーはCLEAR 4G+ Mobile USBにより、Clearwireの4G WiMAXネットワークと、同社の過半数株主である米国Sprint Nextelの3Gネットワークの両方を利用できるようになる。
Clearwireは2009年7月、Windowsにのみ対応する同様のデュアル・モードUSBモデムを発表し、年末までにMacをサポートする方針を示していた。しかし、技術的な問題から、この方針を実現できなかったと、Clearwireの担当者マイク・ディジョイア(Mike DiGioia)氏は述べていた。Clearwireは、すでにMac対応のWiMAX専用USBモデムを販売している。
現在、ClearwireはWiMAXサービスのカバーエリア拡大を進めており、年末までにカバー人口は1億2,000万人に達する予定とのこと。ただし、現時点では34の市場でサービスを提供しているにすぎず、カバー人口も5,100万人にとどまる。
全米どこでも通信環境を必要とするユーザーにサービスを提供するために、ClearwireはSprint NextelのEV-DO方式の3Gネットワークを利用している。Clearwireは、自社の4Gネットワークは平均3〜6Mbps、条件によっては10Mbps超の通信速度を提供できるとしている。Sprintの3Gネットワークの通信速度は平均1Mbpsに満たない。
CLEAR 4G+ Mobile USBでは、ClearwireのWiMAXネットワークのカバーエリアでは同ネットワークを、それ以外の場所ではSprint Nextelのネットワークを利用できる。同USBモデムは、Mac OS X 10.5.x Leopardまたは10.6.x Snow Leopardが動作するMacBookまたはMacBook Pro、およびWindows 7、Windows Vista、Windows XP SP2以上が動作するノートPC、およびネットブックに対応する。
同USBモデムは、すでにClearwireのオンライン・ストアとアトランタ、ダラス、ハワイ、ペンシルベニア州ハリスバーグ、ランカスター、レディング、ヨークで販売が開始されており、7月1日からはClearwireが4Gサービスを提供している全市場で販売される。
一方、複数のデバイスをWi-Fi経由で無線WANに接続できるホットスポット製品は、従来モデルではUSBモデムを接続して使わなければならなかったが、今回発表されたCLEARSpot 4G+とCLEARSpot 4Gではその必要がなくなっている。
CLEARSpot 4G+は、Sprint Nextelが提供するSierra Wireless製の4G/3G対応ホットスポット製品「Overdrive」のClearwire版だ。このモデルは、ClearwireのネットワークからSprint Nextelのネットワークへの切り替え、あるいはその逆の切り替えを自動的に行ってくれる。ユーザーは最大5台までのWi-Fiデバイスを同時に無線接続することが可能だ。Clearwireによると、連続駆動時間は最大約3時間とのこと。このモデルは7月に224.99ドルで発売され、月額5.99ドルでのリースにも対応している。
Clear Spot 4Gは、ClearwireのWiMAXネットワークにのみ対応し、最大8台までのWi-Fiデバイスを1つのWiMAX回線に接続できる。連続駆動時間は最大約4時間。このモデルはInfoMark製で、7月に99.99ドルで発売され、月額4.99ドルでのリースにも対応している。
(Stephen Lawson/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)



























