“アップル・タブレット”、ベライゾンの3Gネットワークを採用か|Appleウォッチ|トピックス|Computerworld

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“アップル・タブレット”、ベライゾンの3Gネットワークを採用か

複数のアナリストが断言、「メディア・コンテンツを活用するには3Gは不可欠だ」
(2010年01月06日)

すでにAppleは「TabletMac」の商標を取得している。が、その姿はいまだ推測の域を出ない

 米国Appleの“アップル・タブレット”は、米国Verizon Wirelessの3Gネットワークを使うはずだ――。ウォール街のあるアナリストは1月5日、Computerworld(米国版)の取材に対し、「複数の情報筋の話」として、このような見方を示した。

 米国のIT市場調査会社Broadpoint AmTechのブライアン・マーシャル(Brian Marshall)氏は、「アップル・タブレットは、Verizonのネットワークを使うことが確実らしい」と語った。

 1月4日には米国Wall Street Journal紙(有料オンライン版)が、「アップル・タブレットは1月中に発表されるが、発売は3月になる」との見通しを掲載した。WSJ紙によると、Appleは10インチまたは11インチの画面を搭載した2種類を用意しているという。

 アップル・タブレットの発表は、1月最後の週になるというのが大方の見方だ。英国Financial Times紙は発表日を1月26日と予測している。また、IT関連の情報を提供するブログ「Daily Digital」も、1月27日に発表されるとの見通しを明らかにしている。

 米国の調査会社Envisioneering Groupでテクノロジー担当ディレクターを務めるリチャード・ドハーティ(Richard Doherty)氏は、WSJ紙の取材に対して「アップル・タブレットが3Gネットワークにつながることはないはずだ。3Gネットワークでは(やり取りされるデータ量が)対応しきれないと思う」とコメントしている。

 一方、マーシャル氏の意見は異なる。「アップル・タブレットはワイヤレス(ホットスポット)だけでなく、3Gにもつながるはずだ」と主張する。

 「Apple以外のベンダーも独自のタブレットPCや電子ブック・リーダーを発売している(または今後発売する予定)。書籍やテレビ番組、映画といったメディア・コンテンツはAppleの最大の強みだ。そうしたコンテンツに柔軟に対応するためには、インターネットへの接続形態がカギを握る」(マーシャル氏)

 同氏は、「アップル・タブレットは電子ブック・リーダーになることは間違いない。米国Amazon.comは昨年下半期だけで200万台の『Kindle』を売り上げた。となれば、Appleタブレットが、主に電子ブック・リーダーになることは確実だろう。それと同時に、テレビなど他の機能も備わるはずだ」と指摘する。

 米国Technology Business Researchのアナリスト、エズラ・ゴットヘイル(Ezra Gottheil)氏も、Appleの主軸はコンテンツだとするマーシャル氏に同調する。

ゴットヘイル氏は1月5日、WSJ紙の記事を「納得のいく内容だ」と評したうえで、以下のような予想を展開した。

 「(リリースまでの)タイムラインがWSJ紙の報道どおり短いのであれば、すでにAppleは何らかの発表声明を用意しているはずだ。3月に発売開始となれば、出版社や新聞社、映画制作会社、テレビ局といったメディア企業とは(NDAなどの)契約を調印していなければならない。Appleは詳細が漏れるのを恐れ、極端に(アップル・タブレットに関する)情報を制限している」

 なおVerizonがアップル・タブレット向けに3Gネットワークを提供するというマーシャル氏の見方についてAppleにコメントを求めたが、原稿執筆時には回答を得られなかった。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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