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アップル、開発者に「iCloud」を公開

Developer Program登録者は新ポータル・サイトからMobileMeアカウントをiCloudへ移行可能に
(2011年08月09日)

 現在、Appleの「Developer Program」に登録しているユーザーは、さかんに宣伝されているものの、いまだリリースされていない「iCloud」サービスへ、みずからの「MobileMe」アカウントを移行することが可能になっている。

 Apple情報サイトの「9to5Mac」が真っ先に報じたところによれば、Appleの新たなクラウド・サービスを試したくてたまらないという開発者は、Webブラウザから「me.com/move」にアクセスすればすぐにでも移行を始められるという。ユーザーの「Mail Contacts」と「Calendar」の情報は新サービスへ移されるが、ダッシュボード・ウィジェットの同期、ドック・アイテムの同期、パスワード管理システムである「Keychain(キーチェーン)」、署名、メール・アカウントのルール、スマート受信箱、メールの設定などは、iCloudへ移行すると無効になるとAppleは注意を促している。

 iCloudに移動してからも「MobileMe Gallery」や「iDisk」、さらには2012年6月30日までに発行される「iWeb」が利用できるのはありがたい。

 MobileMeに登録している一般ユーザーは、同Webサイトを訪れても、まだサービスの移行はできない状態だ。「PC Magazine」のレスリー・ホーン(Leslie Horn)氏は、開発者ではないユーザーが「me.com/move」サイトを使おうとすると「このアカウントは有効ではありません」というメッセージが表示されると報じている。

 iCloudの一般提供は今秋に予定されており、その際には普通のユーザーにも5GBの無料ストレージが開放され、ドキュメントやバックアップ、連絡先、カレンダーなどを保存しておけるようになる。容量をさらに10GB増やすには年額20ドル、50GBなら同100ドルの追加料金が必要となる。

 iCloudでは、ユーザーのデータがAppleデバイスとユーザーが所有するPCの間で常に同期されることになる。Appleファンや複数のiOSデバイス使っている人々の人気を集めるのはまずまちがいないだろう。価格に納得がいかないなら、ハリー・マクラッケン(Harry McCracken)氏がまとめたiCloudとほかのサービスの価格比較表をチェックしてみてはどうだろうか。

(Paul Suarez/PC World米国版)

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