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米国検索市場でグーグルのシェアが上昇、ヤフーは下落

グーグルがシェア65%超へ復帰する一方でマイクロソフトのBingは変わらず
(2011年10月12日)

 2011年8月には過去2年間でシェアが最低となったGoogleが、米国の検索市場で多少の巻き返しを見せた。

 Googleの8月の市場シェアは2年ぶりに65%を割り、64.8%に終わっていた。しかし、インターネット調査企業comScoreが10月11日に発表したレポートによると、同社は9月に65%ラインをわずかに上回る65.3%のシェアを米国で獲得したという。

 ライバルであるYahooのシェアが8月の16.3%から9月の15.5%へ落ちていることから、Googleは同社から一部のユーザーを奪ったとも考えられる。Microsoftの「Bing」は引き続き3位を維持し、14.7%のシェアは2か月連続で変わらなかったとcomScoreは述べている。

 もっとも、シェア65%を超えることがGoogleにとって1つの基準となっている一方で、これが実際の市場においてきわめて重大である事実はないと、ZK Researchの主任アナリストを務めるゼウス・ケラバラ(Zeus Kerravala)氏は話す。

 「Googleのシェアが65%を大きく割り込んだことは今まで一度もない。上下するとしてもわずか0.5パーセンテージ・ポイント程度のものだ。こうした数字が大きな意味を持つとは思えない。実のところ、50%オーバーならば支配的な占有率と言ってよいのではないか(中略)。0.5%などはちょっとした雑音にすぎない」(ケラバラ氏)

 Bingが約1年半前に検索市場に登場してから、Googleと同エンジンは戦いを繰り広げてきた。両者の競争によって、各検索サービスの新機能実装は大いに進んだ。例えばGoogleは新たな画像および音声検索ツールを開発し、また今ではGoogleでもBingでもリアルタイム検索が可能になっている。

 Bingの奮闘にもかかわらず、マーケットで優位に立っているのはやはりGoogleだ。ケラバラ氏は、BingがGoogleを追い抜くのは難しいと指摘している。

 「Bingは大量に広告を打ち、認知度を高めてきた。目新しいものを試してみたいと考える人も多い。それでも、今日の市場で最も速くかつ正確な検索エンジンは間違いなくGoogleである。Bingがさらにシェアを奪取していくためには、検索に関してまったく新たな試みをしなければならないだろう。Google側が何か失敗をやらかす必要もある。だがどちらも起こる可能性は低そうだ」(ケラバラ氏)

(Sharon Gaudin/Computerworld米国版)

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