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ビジネス・インテリジェンス

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【SAPPHIRE 2009】

SAPのアポテカー共同CEO、BI/BA新製品と戦略を語る

“サポートによる囲い込み”批判にも反論
(2009年05月13日)

 独SAPの共同CEO、レオ・アポテカー(Leo Apotheker)氏は5月11日、ニューヨークで記者団との会見を行い、同社戦略の要になりつつあるBI(ビジネス・インテリジェンス)とBA(ビジネス・アナリティクス)向けの新製品の概要を明らかにした。


SAPの共同CEO、レオ・アポテカー(Leo Apotheker)氏

 これらのソフトウェアは、5月12日にフロリダ州オーランドで開幕する年次ユーザー・コンファレンス「SAPPHIRE 2009 Orland」で披露される予定だ。

 1つはアポテカー氏が“BA界のiTunes”と呼ぶ、ビジネス・アナリティクス検索ツール「SAP BusinessObjects Explorer」だ。

 BusinessObjects Explorerは、2007年暮れに仏BusinessObjectsを買収したことにより生まれた製品だ(関連記事)。この製品はインメモリ・データベース、カスタム・ビルドの検索エンジン、そして米国Appleの「iTunes」に似たユーザー・インタフェースを備え、ビジネス・ユーザーがBA情報を容易に検索できるという。

 アポテカー氏は、製品の説明に先だってiTunesを引き合いに出し、「SAPにもクールなインタフェースは作れるのだ」とジョークを飛ばした。「このソフトのすごい点は、数百テラバイトに及ぶ膨大なデータから自然言語で検索しても、わずか1秒たらずで適切な回答が得られることだ」(アポテカー氏)。

 もう1つのアプリケーション「Constellation」は、ソーシャル・ネットワーキングとBIとを統合することで、「従業員どうしのシームレスなコラボレーションを可能にする」ものだという。会見では詳しい説明はなかったが、アポテカー氏は「ビジネス・スイートとリンクするソーシャル・アプリケーション」だと述べた。

 特にBusinessObjectsを買収して以来、BIとBAはSAPのビジネスにおいてますますその重要度を高めている、とアポテカー氏は説明する。「SAPというとERPベンダーだと考える人がまだまだ多いが、もはやERPは当社の売上においてごく一部を占めるにすぎないのだ」(アポテカー氏)。

 アポテカー氏はこれらの新製品について、「だれでもが簡単に使えるようになれば、BIは革新的なものになるはずだ」と期待を語った。

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