シーティーシー・エスピー、「Terrace Mail Suite」の 販売を開始
“継ぎ足し”システムを再構築し、イニシャル/運用コストの大幅削減を実現するシーティーシー・エスピーは6月8日、ダウジャパンの高性能セキュアWebメールサーバ・ソリューション「Terrace Mail Suite」の販売を開始したと発表した。同ソリューションは、スマートフォンからのリモートアクセスを含めたメールシステムに必要な機能が包含されており、メールシステムの構築や、既存のメールサーバからのデータ移行/保全、周辺システムの管理までをワンストップで提供するというものだ。その概要とねらいについて、同社プロダクト推進部の杉原健司氏に話を聞いた。
既存のメールシステムで露呈し始めた“繕えない”課題
――シーティーシー・エスピー(以下、CTCSP)が、「Terrace Mail Suite」の販売を開始した背景について教えてほしい。
既存のメールシステムに対して多くの企業が、「運用コストを下げたい」「利便性を向上させたい」「パフォーマンスを向上させたい」「堅牢なセキュリティを構築したい」「保守コストを下げたい」といった要望を持っています。
こうした要望は、その都度メールシステムに追加されてきました。その結果、さまざまな機能が場当たり的に継ぎ足され、運用コストの上昇と管理の複雑化を招いています。そうした課題を根本から解決するためには、メールシステムに必要な機能をすべて包含し、かつイニシャルコストも運用コストも削減できるワンストップのソリューションが必要だと考えました。
――それがダウジャパンの「Terrace Mail Suite」であったと。
そうです。「Terrace Mail Suite」は、POP3サーバ、IMAP4サーバ、Webメールサーバ、SMTPサーバ、管理インタフェース、AD(Active Directory)認証、アンチウイルス(オプション)など、メールシステムに必要な機能をオールインワンで提供するソリューションです。すぐれたコストパフォーマンスを発揮するとともに、メールシステム全体の構造をシンプル化することで、イニシャルコストだけでなく、運用コストも削減します。
――今のメールシステムにはモバイル端末への対応が必須となっているが。
そのポイントは、われわれとしても強くアピールしたい特長の1つです。Terrace Mail SuiteのWebメール機能は、iPhoneやAndroid搭載スマートフォン向けに画面サイズを最適化したHTMLインタフェースを包含しています。昨今のビジネスで要求が高まっているモバイル環境からのメール利用を、簡単に実現できるのです。
クラウドサービスではなく オンプレミスの運用を必須とするニーズ
――メールシステムの導入や運用管理を簡素化したい、コストを削減したいといった目的においては、クラウドサービスを利用するという選択肢もある。差別化のポイントを聞かせてほしい。
われわれもクラウドのメリットを否定するわけではありません。しかし現在のメールシステムでは、ビジネス上の機密や個人情報などを含む、あらゆるデータがやり取りされています。それらを丸ごと社外のデータセンターに委託することになるパブリック・クラウドのサービスは、セキュリティポリシーに違反するため利用できないという企業は少なくありません。
そうした企業に向けてわれわれは、オンプレミスで運用するメールシステムのROI(Return On Investment:投資収益率)を向上させるソリューションとして提案していきたいと考えています。
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