Linuxベースのユニファイド・コミュニケーション・スイート、Unisonが初の製品化|企業クライアント戦略|トピックス|Computerworld

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企業クライアント戦略

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【CeBIT 2008】

Linuxベースのユニファイド・コミュニケーション・スイート、Unisonが初の製品化

メール/IM/プレゼンス機能などを単一のLinuxサーバに統合
(2008年03月07日)

 米国Unisonは3月6日、ドイツ・ハノーバーで開催中のIT展示会「CeBIT 2008」(3月4日-9日)において、Linuxベースのユニファイド・コミュニケーション(UC)スイート「unison」を発表した。

 unisonは、IP電話通信や電子メール、IM(インスタント・メッセージング)、スケジュール、住所録、在席情報(プレゼンス)などのビジネス・コミュニケーション機能を単一のLinuxサーバに統合するUCシステム。すでにパブリック・ベータ版の無料ダウンロードが開始されている。

 UnisonのCMO(最高マーケティング責任者)であるルーリック・ブラッドバリー(Rurik Bradbury)氏によると、「Microsoft Office Communications Server(OCS)2007」などの他社製品では少なくとも3つ以上のサーバが必要だという。それに対し、複数のコミュニケーション機能を単一のLinuxサーバに統合できるUC製品はunisonが世界で初めてとなる。

 「Linuxをそこそこ使い慣れているマネジャーであれば、ほんの数時間でunisonをセットアップ可能だ。50〜60ユーザー規模のUCシステムなら半日もあれば構築できるだろう」とBradbury氏は説明する。

 Windows PC上で稼働するunisonクライアント・プログラムと連携できる点もunisonの特徴の1つ。MicrosoftのExchange/Outlookという組み合わせに取って代わることができる唯一のLinux UCソリューションということになる。

 Linuxクライアント用のunisonについても、今年中のリリースが予定されている。「クライアント・プログラムとサーバの両方を提供するベンダーが今までいなかったのが不思議なくらいだ。大抵はどちらか一方しか扱っていない」(Bradbury氏)

 今のところ、unisonのターゲットは20〜300人規模のエンドユーザー企業だ。将来はクラスタリング機能を追加し、サポート規模を拡大する計画だとBradbury氏は言う。unisonの一部には電子メール・クライアントの「Thunderbird」やIMの「Jabber」などのオープンソース技術が採用されているが、残りの部分はUnisonの技術者が独自に開発した。

 unisonは現在ベータの段階だが、「非常に安定しており、ほぼ完成のレベル」(Bradbury氏)にある。Bradbury氏は、unisonがすでに実用レベルに達していることを強調した。

 ベータ開発が完了すると、今度は20ユーザーまでのコミュニティ・ライセンス版が無料配布されることになっている。より大規模なシステム向けの製品版も予定に入っているが、現在のところ価格は未定だという。

(Maxwell Cooter/Techworld.com 英国版)

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