グーグル、Androidスマートフォン「Nexus One」のAT|企業クライアント戦略|トピックス|Computerworld

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企業クライアント戦略

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グーグル、Androidスマートフォン「Nexus One」のAT&T版を発表

対応キャリアの拡充を進め、Verizon版も発売に向けて準備中
(2010年03月17日)

 米国Googleは3月16日、AT&Tの3Gネットワークに対応する「Nexus One」を発表した。Nexus OneはGoogleブランドのAndroidスマートフォンで、1月にT-Mobile対応版が発売されていた。Googleは他キャリアへの対応を明言していたが、今回のAT&T対応版がその第1号となった。

GoogleブランドのAndroidスマートフォン「Nexus One」

 AT&T版のNexus Oneは、T-Mobile版と異なり、キャリアからの補助金は受けられない。ユーザーは、AT&T版Nexus Oneを529ドルで購入するしかない。一方、T-Mobile版は、529ドルで購入するほかに、T-Mobileと2年契約を結び179ドルの割引料金で購入するという選択肢がある。

 AT&T版Nexus Oneは、カナダの通信事業者Rogersのネットワークにも対応しており、同国でも初めてNexus Oneが販売されることになる。ちなみにRogersはiPhoneも販売している。

 T-MobileとAT&TはどちらもGSMベースの通信規格を使用しているが、3Gトラフィックにはそれぞれ異なる周波数帯を用いている。このため、T-Mobile版のNexus OneをAT&Tで使うことは可能だが、速度の遅いEDGEネットワークでしか利用できない。

 Googleは今回のAT&T対応に加え、Verizonへの対応も進めている。同社はNexus Oneの発売当初、Verizon対応版を今春中に発売する計画だとしていた。Verizonの3Gネットワークは、GSM規格とまったく互換性のないEV-DOを採用しているため、完全に異なったハードウェアが必要となる。

 1社のネットワークに限定せず、米国のすべての主要ネットワークを通じて顧客獲得を目指すGoogleの戦略は、狙撃銃を構えるAppleに散弾銃で対抗するようなものである。この戦略は、Nexus Oneを最大限のユーザーに行き渡らせるという点ではメリットがある。

 だが、どのモデルを買うべきかでユーザーが混乱すれば裏目に出る可能性もある。Appleの戦略のほうが明らかにシンプルだ。iPhoneは1つしか存在せず、入手したければAT&Tに行きさえすればいいのだ。

 最近の市場調査を見ると、Android携帯はシェアを伸ばしつつあるものの、依然iPhoneに大きく水をあけられている。また、ある調査会社が16日に発表した推計によると、Nexus Oneの発売後74日間の売り上げ台数は13万5,000台であるのに対し、iPhoneは初期の機種でさえ、同期間中に100万台を突破していた。

 

 

 

 

 

 

 

(Dan Moren/Macworld.com)

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