堅調に伸びるWindows 7のシェア、10%の大台を突破
ただしWindows全体のシェアは減少米国のインターネット専門調査会社、NetApplications.comは4月4日、2010年3月におけるWindows 7のシェアが10%に達したことを明らかにした。旧バージョンのVistaに比べ、およそ1年早いペースでの10%台到達となる。
この調査は、同社の顧客サイトを訪れるおよそ1億6,000万のユニーク・ビジターを分析しているもので、同社は調査結果を毎月公表している。
Windows 7は堅調にシェアを伸ばしているが、Microsoft製品全体のシェアを押し上げる要因とはなっていないようだ。2月にプラスとなった同社のシェアは、3月に入って再びマイナスに転じた。Windows製品全体のシェアは、2月に比べ0.5ポイント下落し、91.6%だった。
Windows 7は、Windows XPとVistaの両方からシェアを奪う格好で伸びている。特にWindows XPの落ち込みが大きい。Windows XPは、2月に比べおよそ1ポイント下がって64.5%に、Vistaは0.5ポイント下がって16.0%になった。
Windows Vistaは、4カ月連続でシェアを減らしており、過去7カ月のうち6カ月でマイナスを記録した。今後3カ月間に現在と同様のペースでシェアの下落が続いた場合、年末までに10%を下回る可能性が高い。NetApplicationsではWindows 7とVistaのシェアが逆転するのは、2010年6月になると予測している。
とはいえ、Windowsシリーズのなかで最も多く使われているOSは、依然としてWindows XPだ。今年3月の時点では、Windowsベース・マシンの70%以上でWindows XPが使われている。なおMicrosoftは、2014年4月にWindows XPのサポートを終了する予定だ。
NetApplicationsによると、Windows 7のシェア拡大のペースには減速の兆しが見えるという。Windows 7は、2009年11月から2月まで毎月平均1.7ポイントのペースでシェアを伸ばしてきたが、3月は1.5ポイントだった。
もっとも、Windows 7がVistaよりも1年ほど早いペースで10%の大台を突破したのも事実だ。Windows 7が10%に到達したのは、正式出荷の5カ月後だが、Vistaは、正式出荷から16カ月後の2008年5月だった。
一方、Mac OS Xのシェアは、0.3ポイント上昇して5.3%になった。Mac OS Xのシェアは、2月まで3カ月連続で下がり続けていたが、3月はこの傾向に歯止めがかかった格好だ。しかも、3月の上昇幅は、2008年12月以来最も大きいものとなった。
NetApplicationsで上級副社長を務めるビンス・ビザカーロ(Vince Vizzaccaro)氏によると、3月の最も大きなニュースは、Windows 7の10%到達ではなく、モバイルOSが急激に伸びていることだという。同社によると、Webにアクセスするため使用されたハードウェアの1.7%で、モバイルOSが使われているという。これは、2月よりも0.15ポイント高く、2009年8月のおよそ2倍に相当する。
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(Gregg Keizer/Computerworld米国版)



























