Office 2010とGoogle Apps、企業はどちらを選択すべきか|企業クライアント戦略|トピックス|Computerworld

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企業クライアント戦略

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【解説】

Office 2010とGoogle Apps、企業はどちらを選択すべきか

ビジネスの生産性をほんとうに向上させるのはどっちだ?
(2010年07月29日)

 「Microsoft Office」対「Google Apps」といえば、マイクロソフトとグーグルの“覇権争い”にまで話を広げる人もいるが、本稿では純粋に「Office 2010」「Office Web Apps」「Google Apps」のオフィス・スイートとしての機能と関連するサービスの違いを比較してみたい。

最新のオフィス・スイート
Office 2010の改善点と新機能

 マイクロソフトの「Office 2010」の改善点と新機能について、ダイジェストで紹介しておこう。

 まず、ユーザー・エクスペリエンスの向上のために、Office 2007で標準のユーザーインタフェース(UI)として採用された「リボンUI」についてである。Office 2003以前を使い慣れたユーザーにとって、リボンUIの評価は大きく分かれたが、Office 2010では、Outlookを含めリボンUIが全面的に採用されている(Outlook 2007はリボンUIではなかった)。

 リボンUIが不評だった原因に、わかりにくい「Officeボタン」の存在と、リボンUIが占めるスペースの2つがあるだろう。Office 2010では、「Officeボタン」が「ファイル」タブに変更され、リボンUIの最小化とカスタマイズ機能が追加された(画面1)。


画面1:Word 2007(画面上)とWord 2010(画面下)のリボンUIの違い。Officeボタンが「ファイル」に変更され、リボンUIの最小化やカスタマイズをサポート

 「ファイル」タブを開くと、「バックステージ・ビュー」というウィンドウいっぱいのビューが表示され、ファイルの保存や印刷、配布、共有などに関するタスクが集約されている。Office 2003以前の「ファイル」メニューと重なる機能が多いので、Office 2003以前に慣れたユーザーにとってもわかりやすいものになった。

 Word 2010には、PowerPointのスライド作成環境と似た「ナビゲーション・ウィンドウ」が追加され、複数ページの編集個所を見出しやページで視覚的に把握できるようになった。図や画像のトリミングや効果も強化され、表現力豊かなドキュメントを容易に作成できるようになっている。

 また、SharePointサイトをバックエンドとした共同編集がサポートされている。共同編集機能はこれまでExcel 2007でのみサポートされていたものだ。Office 2010では、Word 2010、PowerPoint 2010、OneNote 2010、およびExcel Web Appで共同編集がサポートされている(画面2)。


画面2:Word 2010のナビゲーション・ウィンドウと同時編集機能

 Excel 2007で追加された「条件付き書式」は、セル内の値をデータバーやアイコン、強調表示などで可視化できるものだ。Excel 2010では、セル内にグラフを描く「スパークラインツール」が追加された。こちらはトレンドの可視化に使える(画面3)。


画面3:Excel 2007で追加された「条件付き書式」(画面上)とExcel 2010の新機能「スパークラインツール」(画面下)

 PowerPoint 2010は、プレゼンテーションのブロードキャスト機能や、組み込みの動画トリミング機能が注目される。Outlook 2010は、すでに触れたリボンUIの採用のほか、メールのやり取りをスレッド表示する機能など、多忙なワーカーの効率的な作業を支援する機能が強化されている。

 また、Outlook 2010は、最下位のPersonalエディションにも搭載されることになったので、標準的なPIMツールとしてユーザーが一気に増えるかもしれない。

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