マイクロソフト、P2P型コラボレーション・ツール「Groove」をOfficeに統合
ピア・ツー・ピア型のコラボレーション・ツール「Groove」を提供するグルーブ・ネットワークスをマイクロソフトが買収してから約1年になるが、マイクロソフトは現在、Grooveをドキュメント・コラボレーション用クライアントとして提供する計画を進めている。
同クライアントは、マイクロソフトが今年2月下旬に発表した「Office Groove 2007」としてOffice製品に組み込まれる。Office Groove 2007は、「Windows SharePoint Services」や「Office SharePoint Server 2007」など、同社のコラボレーション製品と連携するオフライン・クライアントとして提供される。
マイクロソフトの現行のSharePointクライアントはWebブラウザ・ベースであるため、コラボレーティブなコンテンツを作成・編集するためにはネットワークに接続する必要がある。オフライン機能が追加されれば、分散した作業チームやモバイル・ワーカーはオフラインで作業を進め、ネットワークに再接続した時点で変更点を同期できるようになる。
Office GrooveユーザーはSharePointサイトから文書をチェックアウトし、その文書をオフラインで使用したり、Grooveを使って共同作業を行ったりしたあと、SharePointでプロジェクト全体と同期できる。
また、Office Grooveでは、社内、社外を問わず、作業チームはGrooveのワークスペースのピア・ツー・ピア接続を利用して文書を共同で作成できる。Grooveのワークスペースは中央サーバを介した自動複製により、各ユーザーのデスクトップで同期が保たれる。
なお、こうしたオフライン機能はマイクロソフトのライバルであるIBMのNotes/Dominoでは、すでにリリース当初から提供されてきた。IBM Notes/Dominoを開発し、その後グルーブを創業したレイ・オジー氏は、現在マイクロソフトでCTOを務めている。
(Network World オンライン米国版)
























