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ヤフー、次期ホームページのプレビューを開始

(2006年05月17日)

 米国ヤフーは5月16日、同社の次期ホームページの事前予告プレビューを開始すると発表した。新ホームページでは、検索エンジン・ボックスが従来よりも目立つ位置に置かれ、Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)とDHTML(Dynamic Hypertext Markup Language)をフル活用したよりダイナミックなユーザー・インタフェースが採用されている。

 既存のホームページを訪問すると、右上に新ホームページへのリンクが見つかる。プレビュー・ページでは、検索エンジン・インタフェースが、Yahoo!ロゴと並ぶメイン・エリアに配置されている。ヤフーの最高製品責任者(CPO)アッシュ・パテル氏は「最近は検索がWeb上の主要なナビゲーション・ツールとして利用されるようになった」と説明している。


次期Yahoo!ホームページのプレビュー画面

 検索インタフェースの最上部にあった電子メールやインスタント・メッセージング(IM)などYahoo!サービスのボタンは、検索インタフェースの下へ移動された。新ホームページでは、電子メール・メッセージのプレビュー、オンラインの連絡先とのIM、地元の天気や交通情報の確認を行うことができる。

 「パーソナライズ機能を強化するために、ユーザーの日常的な操作習慣を分析して再設計に取り組んだ。われわれの狙いは、ユーザーにYahoo!をもっと利用してもらうことだ」(パテル氏)

 新セクション「Yahoo! Pulse」(画面右下)は、Yahoo!の検索エンジンやその他のサービスの利用パターンに基づいて、Web上で何が大きな関心を集めているかを訪問者に知らせることを目的に開発されたものだ。

 ガートナーのアナリスト、マイク・マクガイア氏は、新ホームページについて、以前よりもすっきりしたインタフェースを持ち、Ajaxを非常に効果的に使うことでWebインタフェースの応答をデスクトップ・アプリケーション並みに高速化していると評価する。

 「最近では、ホームページを最初に訪れる消費者が新鮮で有益な経験ができるよう、ホームページを絶えず改良することが重要な取り組みになっている」(マクガイア氏)

 マクガイア氏は、幅広い種類のサイトやオンライン・サービスを持つヤフーのような会社にとっては、ホームページのデザインこそが訪問者を集め、Yahoo!ネットワーク全体の利用を増大させるうえで重要な役割を果たすと強調した。

 Yahoo!は、自社のWebサイトへユーザーを引きつけ、企業へ広告を販売することをビジネスの基本としているが、グーグル、マイクロソフト、タイムワーナーなどとの間でユーザーや広告主を巡る厳しい競争に直面している。

 コムスコア・ネットワークスによると、Yahoo!ネットワークは4月現在で、ユニーク・ビジター数が約1億2,800万人で依然として米国最多の訪問者を誇っているが、そのすぐ後ろには約1億2,000万人のマイクロソフトMSN部門が迫っている。ちなみにタイムワーナーの子会社AOLは1億1,900万人、グーグルは1億800万人だった。

 新ホームページは、ユーザーがカラーパターンを選択することも可能だ。ヤフーでは、ユーザーの意見を基にデザインの改良を続け、夏休み中の9月末までに、このホームページを最終的な形で公開する予定だ。

(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)

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