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イーベイ、コミュニティ・サイトにブログとWiki機能を追加

(2006年06月16日)

 米国イーベイは6月14日、同社のeコマース・サイトのユーザー・コミュニティにブログとWiki機能を追加したことを発表した。また同社は、米国のユーザー向けに近日中に新しいアラート機能を提供するという。前日には、VoIP機能の追加も発表している。

 「eBay Wiki」(ベータ版)サイト(http://www.ebaywiki.com)には、ジョットスポット(カリフォルニア州パルアルト)のWiki技術が使われている。同サイトには、イーベイのユーザーが関心を持ちそうなトピックについての記事をだれでも投稿することができる。

 掲載記事に訪問者がコメントを付ける機能を備えている点など、見掛けはブログにかなり似ているが、Wikiでは掲載記事の内容に対してだれでも編集を加えることができる。

 訪問者はカテゴリ別にヘッドラインを閲覧することができ、カテゴリには、eBay Policies(イーベイのポリシー)、Seller Tools(売り手用のツール)、Specialty Sites(特選品/専門店サイト)なども含まれている。これまでに投稿された記事の多くは、イーベイの仕組みについてユーザーに説明するものだ。


 一方、新設された「eBay Blogs」サイト(http://blogs.ebay.com/)では、先頭ページに「Posts」「Blogs」という左右2列の領域があり、Blogs領域にはユーザーが開設したブログのリストが表示され、Posts領域には全ブログにまたがった最新投稿のリストが表示される。

 文字だけでなく写真も投稿可能で、投稿に対するコメント付けやRSS(Really Simple Syndication)配信を有効にすることもできる。今のところ、同サイトへの書き込みのほとんどは、売り手によるもののようだ。

 米国で近く提供が開始されるアラート機能は複数あり、その一部は、すでに他の市場で提供されていたものである。

 オークションの入札者は、入札締め切り時刻の3分前に電話で連絡を受けることを選択できるほか、自分より高い価格の入札があったときや入札締め切りが近づいたときにテキスト・メッセージを受け取り、テキスト・メッセージで再入札を行うこともできる。また、AOLかヤフーかMSNのインスタント・メッセンジャーでそうしたアラートを受け取ることも選択できる。

 これらのアラート・サービスは今後数週間以内に利用可能になり、来年にはさらに、同様のアラート・サービスをインターネット接続機器の間の無料通話ソフトウェア「Skype」でも受けられるようになる見通しという。なお、イーベイは昨年末、Skypeを提供しているVoIP技術ベンダーのスカイプ・テクノロジーズを買収し、100%子会社とした。

 イーベイは市場によって異なるアラート機能を提供している。例えば、英国のイーベイ(http://www.ebay.co.uk/)のユーザーは、オークションで自分より高い価格の入札があったとき、入札が成立しなかったとき、あるいは購入者からのフィードバックがあったときなどのさまざまな場合にテキスト・メッセージを受け取ることができる。

 また、ドイツのイーベイ(http://www.ebay.de/)は先週、すべてのサービスを携帯電話から利用できるようにOpera Mobileブラウザのカスタマイズ版を投入している。

 このほか、イーベイは13日、買い手が売り手にインターネット電話をかけられるようにする「Skype me」ボタンを、売り手が商品の横に追加できるようにしたと発表した。

(ナンシー・ゴーリング/IDG News Service ダブリン支局)

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