グーグル、「Google Apps for Your Domain」に独自ドメイン登録サービスを追加
米国グーグルは12月15日、企業が独自ドメインを登録できるサービスを「Google Apps for Your Domain」に追加したと発表した。
Google Apps for Your Domainとは、企業を対象にしたグーグルの無料ホスティングサービスである。ユーザー企業は、グーグルが提供する電子メール(Gmail)、スケジュール管理(Googleカレンダー)、チャット(Googleトーク)といったアプリケーションを自社の従業員に提供できる。
今回追加されたサービスにより、Google Apps for Your Domainを利用するユーザー企業は、登録した独自ドメインとGoogle Apps for Your Domainの機能を連携させて利用することが可能。ドメイン登録料とドメインの維持費用は年間10ドルとなっている。
Google Apps for Your Domainがまだベータ版のため、機能性などの面からマイクロソフトの「Office Live」と比較することはできない。しかし、多くのユーザーや開発者は、将来的にGoogle Apps for Your Domainが企業向けのコラボレーションツールとして他のツールを脅かす存在になると予測している。
また、Google Apps for Your Domainが注目されている理由の1つに、ユーザーがシステムをメンテナンスする必要がないホスティング・サービスであることも挙げられる。
従来、同様のサービスを利用するためには、ユーザーは自社のサーバにソフトウェアをインストールし、システム管理を行う必要があった。しかし、ホスティング・サービスでは、ユーザー企業がそれをメンテナンスする必要はない。
Google Apps for Your Domainのプロダクト・マネジメント・ディレクターであるラジュ・グラバーニ氏は、今回追加されたサービスについて、「今まで自社で独自ドメインを登録するノウハウがなかった中小規模企業を対象にしている」と語る。
グラバーニ氏によると、ドメイン登録サービスに関してゴーダディ・ドットコムおよびeNomと提携しており、今後も提携企業を増やす予定だという。登録できるドメインは「.com」「.net」「.org」「.biz」「info」の5種類だけだが、将来的には国別ドメインなどを追加する可能性もあるとのことだ。
ドメイン登録サービスが利用できるのは、現時点では英語版を利用しているユーザーに限定される。ただし、Google Apps for Your Domainは17カ国語で提供されていることから、将来的にはワールドワイドでサービスを拡張する予定だという。
また、グーグルでは2007年前半に、大規模企業を対象にしたGoogle Apps for Your Domainを有料で提供する計画もある。ただし価格や提供されるサービスの詳細は公表されていない。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)



























