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企業クライアント戦略

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【Good Technology調査】

企業でのiOS人気がAndroidを圧倒

顧客企業におけるモバイル・デバイスのアクティベーション数調査で明らかに
(2011年07月26日)

 米国GoogleのモバイルOS「Android」は急速に普及が進んでいるが、企業は同OSの採用に慎重な姿勢を続けていることが、企業向けのモバイル・データ・ソリューションを提供する米国Good Technologyが7月22日に発表したレポートでわかった。

 レポートによると、Good Technologyの顧客企業の間では、米国AppleのモバイルOS「iOS」のほうがAndroidよりもはるかに人気が高いという。第2四半期には、Good Technologyの顧客によるiOSタブレット(「iPad」と「iPad 2」)のアクティベーション数が、Androidスマートフォンおよびタブレットの合計アクティベーション数を上回った。

 Good Technologyは、携帯電話やタブレットのユーザーが企業データに安全にアクセスするためのシステム(電話ソフトウェア、サーバ・ソフトウェア、ネットワーク・オペレーション・センターなどから構成される)を提供しており、顧客企業におけるモバイル・デバイスの利用動向をまとめたレポートを定期的に発表している。

 このレポートでは、カナダのResearch In Motion(RIM)がセキュリティ対策を提供している同社製デバイス「BlackBerry」や、Good Technologyがまだサポートしていない「Windows Phone」(Microsoft)や「webOS」(Hewlett-Packard)の搭載デバイスは、調査対象に含まれていない。

 7月22日に発表された最新のレポートによると、第2四半期にはGood Technologyのシステム上における新しいモバイル・デバイスのアクティベーション総数のうち、iPhoneのアクティベーション数はAndroidスマートフォンの2倍に上ったという。スマートフォンのアクティベーション総数のうち、iPhoneが占める割合は66%に達し、Androidの割合は33%だった。

 iPadとiPad 2のアクティベーション数は27.2%で、Androidタブレットのアクティベーション数がタブレットのアクティベーション総数に占める割合は、第1四半期よりも低下してわずか3.1%にとどまった。

 市場全体では、Androidスマートフォンの販売台数がiPhoneを上回っていることから、このレポートは企業が社員にAndroidスマートフォンの利用を許可することに消極的であることを示していると言えよう。なお、米国comScoreの調査によると、5月時点で米国のスマートフォン契約者の間では、Androidフォンの利用シェアが38%、iPhoneのシェアが27%、RIM製品のシェアが25%だった。

 企業市場におけるAppleの優勢は、Good Technologyにとって驚きだった。同社は従来、2011年にAndroidスマートフォンのアクティベーション数がiPhoneを超えると予想していたが、レポートで次のように述べている。「Appleの最近の製品リリースと今後のリリース計画を踏まえ、われわれは、年内にそうなる(AndroidがiPhoneを超える)見通しはなくなったと見ている」

 一方、最新レポートによると、Good Technologyの顧客の間では、第2四半期には金融サービス会社によるモバイル・デバイスの導入が活発だったという。第2四半期におけるモバイル・デバイスのアクティベーション総数のうち、金融サービス会社の割合は40%で首位を占め、ビジネス・サービスおよび専門サービスの提供企業が17%でこれに続いた。

 また、iPadのアクティベーション数のうち、金融サービス会社が占める割合は47%となり、Good Technologyが追跡している業種の中で群を抜いて高かった。この割合は、他の各業種の2倍以上に上っている。

(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)

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