デスクトップPCは死んだ――否、デスクトップよ永遠なれ
2011年に旋風を巻き起こしたオールインワン式が、タワー型デスクトップPCを駆逐する
ポンコツは排除せよ
2011年、オールインワン式のデスクトップPCは、それまでの目新しい存在から、コンピュータのケース内に強力な付加価値と高性能なパフォーマンスを生み出すのに最適な製品カテゴリへと変わっていった。筆者は、2012年およびその後数年間は、オールインワン式PCがあまねく普及すると予想している。
タワー型も多少は小売り店の棚に残ると思われる。1TBのハードディスク、4GBのRAM、AMDかIntelの中堅クラスCPUを積んだマシンが400ドル程度で売られていれば、むしろお買い得品に見えるかもしれない。すでに所有しているモニタやキーボードおよびマウスと組み合わせることで、完ぺきな使い勝手を誇るPCができあがるはずだ。
懐古主義的な考え方も、そうした製品の購入動機として働くだろう。
さらに、マシン内部をいじる必要のあるユーザーもいる。筆者を含むゲーム愛好者には、グラフィック・カードと液冷式CPUを格納するための巨大なケースが不可欠だ。ITのプロもワークステーションがいるだろうし、企業は企業で、アップグレードと修理を一斉に行えるマシンを求めている。さえない黒い箱の一群が企業環境で主役を張り続けるのはまず確実だ。少なくとも、しばらくの間は。
だが、われわれの未来はオールインワン式へ着実に向かっている。まずはちゃんと動くもの――できれば快適に動くもの――がほしい、見た目がよかったり省スペース設計だったりすればなおよいというのが、一般消費者の心情だ。オールインワン式は、彼らの望む条件すべてを十分に満たしてくれる。
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