第28回 WindowsデスクトップTips 3選|企業クライアント戦略|トピックス|Computerworld

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企業クライアント戦略

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【Windowsお悩み相談室】

第28回 WindowsデスクトップTips 3選

サーバ管理者必見!! “疑問”“奇問”“難問”に答えます
(2012年01月25日)

大手企業であればキチンとしたシステム管理部門があるが、中小規模企業だとそうはいかない。ちょっとコンピュータに詳しいがゆえに「じゃ、サーバ管理やって」と命令され、途方に暮れている人もいるだろう。本連載ではWindows OSに特化し、ありがちな質問からMicrosoftのWebサイトにも掲載されていないような奇問までを取り上げ、その解決方法を指南する。サーバ管理で頭を痛めている人はぜひ参考にしてほしい。

【質問82】
Windows XPにあった「別のユーザーとして実行」がWindows Vista以降に見当たらない

[対象]Windows 7、Windows Vista

■現象
 Windows XPでは、スタートメニューやWindowsエクスプローラーでプログラムやショートカットを右クリックすると、コンテキストメニューから「別のユーザーとして実行」を選択できましたが、Windows Vistaにはこのオプションが見当たりません。Windows Vistaには代わりに「管理者として実行」が追加されましたが、私がしたいのとは目的が異なります。管理者ではなく、ログオンし直すことなく、一時的に別のユーザーでプログラムを実行したいのです。

■解決
 Windows XPの「別のユーザーとして実行」オプションは、Windows標準の「RunAs」コマンド(RunAs.exe)の機能をWindowsエクスプローラーに実装したシェル拡張です。


▲Windows XPの「別のユーザーとして実行」は、RunAsコマンドを呼び出すシェル拡張です

 一方、Windows VistaおよびWindows 7の「管理者として実行」オプションは、「ユーザーアカウント制御(User Account Control:UAC)」の昇格を明示的に指示するためのもので、Windows XPの「別のユーザーとして実行」オプションとは性格が異なるものです。


▲Windows VistaやWindows 7のコンテキストメニューには「別のユーザーとして実行」がありません

 Windows Vistaでは、「別のユーザーとして実行」のシェル拡張は廃止されました。ただし、RunAsコマンドは引き続き提供されているため、コマンドラインからであれば、ログオン中のユーザーとは別のアカウントでプログラムを実行することは可能です。

 Windows 7では、「別のユーザーとして実行」のシェル拡張が復活しています。ただし、プログラムやショートカットを単純に右クリックしただけでは、コンテキストメニューには表示されません。

 「Shift」キーを押しながら、右クリックしてみてください。「Shift」キーを押しながら右クリックすると、コンテキストメニューに「別のユーザーとして実行」が表示され、選択できるようになります。


▲Windows 7では「Shift」キーを押しながら右クリックすると、隠れていた「別のユーザーとして実行」が出現します

 なお、マイクロソフトが無償公開しているユーティリティ集「Windows Sysinternals」には、Windows Vistaに「別のユーザーとして実行」のシェル拡張と同様の機能を復活するユーティリティもあります。ユーティリティの名前は「ShellRunas」です。「ShellRunas /reg」でシェル拡張を追加、「ShellRunas /unreg」でシェル拡張を削除することが可能です。なお、コンテキストメニューの表示名は、日本語ではなく「Run as different user」になります。

・Windows Sysinternals > ダウンロード> プロセス > ShellRunas
[URL]http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/cc300361

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