レッドハット、Red Hat Enterprise Linux 6.2をリリース
パフォーマンスとスケーラビリティが大幅に向上米国Red Hatは12月6日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)の最新版となる「Red Hat Enterprise Linux 6.2」の一般提供を開始したことを発表した。今回のバージョンアップでは、パフォーマンスとスケーラビリティを向上させる多数の機能拡張が取り入れられている。
また、2階層SAP SD(販売管理)アプリケーションのベンチマークにおいて、RHELが世界最高性能を達成したことも合わせて発表された。
2階層SAP SDアプリケーションのベンチマークテストにおいて、RHEL 6は単一システム上で2万2,000ユーザーのサポートを達成したという。これは、現在までにSAPに提出されたLinuxの最高性能になる。
RHEL 6.2では、リソース管理と高可用性の大幅な改良に加えて、ストレージとファイルシステムのパフォーマンスおよびID管理を目的とした新しい機能が追加されている。また、VMware上のRHEL 6.2ゲストで実行するアプリケーションをHigh Availability(HA)対応にするためのアドオンも利用可能になっている。
ストレージ/ファイルシステムの機能拡張においては、iSCSI Extension for RDMAをサポートしたことで、10Gb Ethernetベースの標準的なSANの実装による低レイテンシと高スループットのメリットを最も要件の厳しいストレージ環境でも利用できるようになるという。
ファイルシステム関連のそのほかの機能拡張としては、遅延メタデータロギング、非同期かつ並列のファイルシステム書き込みに加えて、大規模なSambaクラスタ配備の全体的スループット改善と可用性向上につながるクラスタ内での複数のSambaのアクティブインスタンスのサポートが含まれる。
サーバ認証と権限付与に関しては、インストール、設定、および管理を短時間で行うための管理ツールが提供されるとともに、Microsoft Windows Serverの「Active Directory」との相互運用性も引き続き提供される。これによって、企業はすぐれたコストで容易にLinuxインフラの管理を行うことが可能になる。
Red Hatでバイスプレジデント兼プラットフォーム事業部のジェネラルマネージャを務めるジム・トットン(Jim Totton)氏は、「SAPのベンチマークですばらしい新記録を達成したRHELのすぐれた機能により、お客様は物理、仮想、およびクラウドの各コンピューティング環境にわたってRHEL 6がエンタープライズワークロードを高いパフォーマンスで実行できることを確信できるだろう」と述べている。
(Computerworld.jp)



























