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オラクル、オープンソースの統計解析言語「R」をサポート

データ・マイニング機能を利用可能にするインタフェースを公開
(2010年05月31日)

Oracleは「Oracle Data Mining」を、オープンソース統計解析言語「R」のユーザーが利用できるようにするインタフェースを公開した

 米国Oracleは、「Oracle」データベースにデータ・マイニング機能を組み込むオプション・ソフトウェア「Oracle Data Mining」を、オープンソース統計解析言語「R」のユーザーが利用できるようにするためのインタフェースを公開した。

 Oracleの公式ブログによると、同社はOracle Data MiningのR用ユーザー・インタフェース「R Interface to Oracle Data Mining(R-ODM)」の無料ダウンロード配布を開始したとのことだ。R-ODMは、Rを使っているが、SQLやOracleのデータベース技術に詳しくない統計専門家やデータ・アナリストによる利用が想定されている。

 Rは、ニュージーランドのオーク大学のロス・イハカ(Ross Ihaka)氏とロバート・ジェントルマン(Robert Gentleman)氏によって開発されたオープンソースの統計解析言語。現在では、大規模なユーザー・コミュニティがあり、アドオン・パッケージも数多くある。

 これまでにコミュニティで開発されたOracle用のRパッケージとしては、データベース・ドライバやユーザー・インタフェースなどがある。

 Oracleのブログによると、新しいR-ODMは、同社のソフトウェアの“完全な外部インタフェース”であり、R環境とOracleデータベース間で情報をPL/SQLクエリとして受け渡す一連の機能ラッパーから成る。

 R-ODMは無料でダウンロードできるが、RユーザーがOracle製品を利用するには投資が必要だ。価格表によると、Oracle Data Miningは、1プロセッサ・ライセンスが2万3,000ドルで、年間サポート料も別途必要だ。

 Rの普及と影響力の拡大を踏まえ、IBMやSASなど、Oracleのライバルのデータベース・ベンダーや統計解析ソフトウェア・ベンダーもRのサポートに乗り出している。R関連のソフトウェアやサービスを提供するRevolution Analyticsのような小規模ベンダーも登場している。

(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)

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