オラクル、オープンソースの統計解析言語「R」をサポート
データ・マイニング機能を利用可能にするインタフェースを公開米国Oracleは、「Oracle」データベースにデータ・マイニング機能を組み込むオプション・ソフトウェア「Oracle Data Mining」を、オープンソース統計解析言語「R」のユーザーが利用できるようにするためのインタフェースを公開した。
Oracleの公式ブログによると、同社はOracle Data MiningのR用ユーザー・インタフェース「R Interface to Oracle Data Mining(R-ODM)」の無料ダウンロード配布を開始したとのことだ。R-ODMは、Rを使っているが、SQLやOracleのデータベース技術に詳しくない統計専門家やデータ・アナリストによる利用が想定されている。
Rは、ニュージーランドのオーク大学のロス・イハカ(Ross Ihaka)氏とロバート・ジェントルマン(Robert Gentleman)氏によって開発されたオープンソースの統計解析言語。現在では、大規模なユーザー・コミュニティがあり、アドオン・パッケージも数多くある。
これまでにコミュニティで開発されたOracle用のRパッケージとしては、データベース・ドライバやユーザー・インタフェースなどがある。
Oracleのブログによると、新しいR-ODMは、同社のソフトウェアの“完全な外部インタフェース”であり、R環境とOracleデータベース間で情報をPL/SQLクエリとして受け渡す一連の機能ラッパーから成る。
R-ODMは無料でダウンロードできるが、RユーザーがOracle製品を利用するには投資が必要だ。価格表によると、Oracle Data Miningは、1プロセッサ・ライセンスが2万3,000ドルで、年間サポート料も別途必要だ。
Rの普及と影響力の拡大を踏まえ、IBMやSASなど、Oracleのライバルのデータベース・ベンダーや統計解析ソフトウェア・ベンダーもRのサポートに乗り出している。R関連のソフトウェアやサービスを提供するRevolution Analyticsのような小規模ベンダーも登場している。
(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)



























