サン、『Galaxy』サーバSun Fire X2100/X4100/X4200を正式発表
米国サン・マイクロシステムズは9月12日、ニューヨークで開催した四半期ごとの新製品発表会で、AMD Opteronプロセッサを採用したサーバ新製品「sun Fire X2100」、「Sun Fire X4100」、および「Sun Fire X4200」を披露した。これらは、『Galaxy』というコード名の下で開発されてきた、新設計の64ビット・サーバ・ファミリの最初の3モデルである。さらに、サンの幹部は、これらのサーバで初めて採用した新技術を、SPARCラインのサーバを含む、他のハードウェア製品にも採用していく方針も明らかにした。
サンの幹部によると、Sun Fire X2100/X4100/X4200サーバはホットスワップ機能を備えており、稼働させたままでファンなどのコンポーネントを取り外して交換することができるという。また、空気の流れを良くして熱貫流率を低減化する特別な設計も採用されているほか、高度なリモート・システム管理機能を備えている。
今回の発表会後に行われたWebキャストによる質疑応答セッションで、サンのネットワーク・システム・グループを率いている執行副社長のジョン・ファウラー氏は、Galaxy技術を「われわれの製品ファミリ全体」に広げていくと述べた。さらに、サンの社長兼COO(最高執行責任者)ジョナサン・シュワルツ氏が、「サンのハードウェア、特にサン独自のSPARCプロセッサ・ベースのサーバでも、Galaxyサーバの新技術が活用されることになる」と明言した。また、サンの幹部たちは、コード名「Niagara」の次世代SPARCチップをベースにしたサーバに、新Sun Fireと同じ筐体が使用されるとの噂について、あり得ることだと認めた。
これらの新Sun Fireサーバは、現在は1〜4基のプロセッサを搭載するモデルだが、今年末には、デュアルコア・プロセッサを8基まで搭載できるミッドレンジ・サーバが登場する予定という。だが、シュワルツ氏は、そうした新サーバによってSPARCサーバの市場が侵食されてしまうとは見ておらず、そのような心配はしていないと語った。
ブレード・サーバの分野でも、サンはGalaxyの新技術を活用する方針だ、とファウラー氏は語った。現在、サンのブレード・サーバでの市場シェアはきわめて小さく、同市場はHPとIBMの製品に支配されている。
サンの幹部らはさらに、新サーバを設計したアンディー・ベクトルシャイム氏とそのチームには“白紙”状態から設計するという強みがあったと説明した。「電力効率」がハードウェアを新規購入する際の顧客の第1の条件になっていることに、ベクトルシャイム氏は主要顧客との対話を通じて気付いたという。シュワルツ氏は、石油価格の上昇が電気料金に大きな影響を与え、顧客のコンピュータ関連インフラの運用コストの上昇に繋がっていると繰り返した。
新Sun Fireサーバの消費電力は、デル、HP、IBMがすでに市場に出している競合製品の半分だ、とファウラー氏は述べた。また、新サーバの性能は競合製品の1.5倍で、サイズは4分の1だ、とサンは強調している。
ファウラー氏によると、これらの新サーバが出荷されるのは10月だが、すでにサンは顧客からの注文を受け付けている。またファウラー氏は、40箇所の顧客サイトでGalaxyサーバが試験運用されていると明かしたが、これまでの受注数や、サンが今後出荷する予想台数については明言しなかった。「当社ではGalaxyの大量購入に備えている」と同氏は述べ、「AMDが対応できることを期待している」とシュワルツ氏が即座に付け加えた。
(By China Martens, IDG News Service 09/12/2005)



























