米シマンテック、「スパムの数が3年ぶりに減少した」と調査結果を発表|ウイルス/ワーム/スパム対策|トピックス|Computerworld

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ウイルス/ワーム/スパム対策

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【Symantec調査】

米シマンテック、「スパムの数が3年ぶりに減少した」と調査結果を発表

電子メールからソーシャル・メディア・サイトへ標的を変え、成功を収めたスパム業者
(2011年12月07日)

 Symantecが12月6日に発表した最新調査結果から、世界各国で確認されたスパムの数が3年ぶりに最低レベルとなったことが判明した。スパム業者がソーシャル・メディア・サイトへターゲットを移し、かなりの手応えを得ていることを示す証拠と考えられるかもしれない。

 全電子メールに占めるスパムの割合はおよそ70.5%と依然高いが、数年前は90%を軽く超えていたことに鑑みれば状態は大きく改善されたと言ってよいだろう。Symantecの新たな調査報告書「MessageLabs Intelligence Report」によれば、同社は11月のある1日に処理された約80億通のメッセージを分析し、こうした割合を算出したという。

 スパムの数が3月に減ったのは、Microsoftと法執行機関、その他の企業らが協力して「Rustock」ボットネットを排除したからだ。同ボットネットは、1日あたり300億ものスパム・メッセージを送信していた。

 Symantecの上級ソフトウェア・エンジニアを務めるアンディ・ワトソン(Andy Watson)氏は、「3月以来、Rustockが抜けた穴を埋めるものは出現していない」と述べる。

 ボットネットに対する法執行機関の監視は年々厳しくなっている。「Coreflood」や「Kelihos」といったほかのボットネットも2011年に解体され、同様に悪名高かった「Waledac」および「Bredolab」は2010年に取り除かれている。これに加え、大規模なアフィリエイト系スパム・ネットワークとして知られた「Spamit」も昨年閉鎖された。

 ワトソン氏は、スパム業者は大きな見返りが期待できるソーシャル・メディア・サイトに注力するようになっているようだと指摘する。「Twitter」や「Facebook」のようなサービスにスパム・リンクを張るとユーザーがそれをクリックし、あっという間に拡散すると同氏は説明した。

 ソーシャル・メディア・スパマーはしばしばオープンソース・ソフトウェアを悪用し、独自のURL短縮サービスを仕掛ける工作を続けている。URL短縮機能を用いれば、ユーザーはリンク先が怪しげなWebサイトであることに気づきにくくなる。

 ワトソン氏によると、現時点で最大と考えられているスパム・ボットネット「Grum」は、世界中のスパムの約25%を送信しているという。登場してからまだ日の浅いGrumだが、Symantecは2010年に同ボットネットを世界で2番目に活発なネットワークと認定した。Grumは最大で47万台の感染済みコンピュータから構成されている。

 スパムの主要な発信源は米国であり、すべてのスパム・メッセージの28%が同国からのものだった。これに続くのがインド(9%)、ロシア(5.7%)、ブラジル(4.3%)、中国(4%)となっている。スパム・メッセージの内容として一般的なのは、薬や時計、宝飾品の販売、未承諾ニュースレター、成人向けコンテンツなどである。

(Jeremy Kirk/IDG News Serviceロンドン支局)

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