SAP、米国の小売業界向けソフト会社を約5億ドルで買収へ|IT業界動向|トピックス|Computerworld

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SAP、米国の小売業界向けソフト会社を約5億ドルで買収へ

(2005年03月01日)

 ビジネス・ソフトウェア大手の独SAPは、小売業界の顧客への提供製品を拡充するため、小売管理ソフトウェアを開発している米国リテックを現金4億9600万ドルで買収し、米国子会社と合併させる計画だ。2月28日に両社は合意を発表した。

 リテックの取締役会で承認されたこの取引は、SAPが小売市場の顧客基盤を広げるのに役立つと見られている。リテックは、サプライ・チェーン管理(SCM)、マルチチャネル・リテーリング&マーチャンダイズ・オペレーションズ・マネジメントを含む、一連の小売事業用のソフトウェアを提供している。同社の顧客は、200社以上、20カ国以上にまたがっている。

 小売業界は、SAPが同社のパッケージ・ソフトウェアの成長分野と見ている業界だ。「小売業者は、IT(情報技術)を、競争上の差別化や事業成長を促進するための戦略手段とますます見なすようになってきている」とSAPは述べている。

 「世界の小売業界は大きく、SAPにとってかなりの成長機会を示すものだ。既存のプレゼンスを強化する多数のソフトウェア・ソリューションをリテックは提供しており、販売時点(PoS)から小売サプライチェーン全体までの、この業界で最も総合的なソリューションを当社が提供するのを可能にする」と、SAPのCEO(最高経営責任者)ヘニング・カガーマン氏は語った。

 なお、1月のインタビューで、カガーマン氏は、SAPはいくつかの技術上の穴を埋めるために複数の企業に対する戦略的投資を継続していくと述べ、中核製品であるビジネス管理ソフトウェアを中心にして革新的なアドオン製品を生成していくことは同社にとって重要であると語っていた。

(IDG News Service)

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