国内ソフトウェア市場は足踏み傾向――IDCが2007年実績を発表
「ユーザー・セグメントの細分化、複雑化に対する新たな販売戦略が必要」と同社IT市場調査会社のIDC Japanは9月17日、国内ソフトウェア市場の2007年の実績と2008年〜2012年の市場最新予測を発表した。それによると、2007年の国内ソフトウェア市場は前年比5.9%増にとどまっており、2006年に比べて成長がやや鈍化している傾向が指摘されている。
同社は、ソフトウェア市場成長の足踏みの背景として、新興国経済の好影響は続いているものの、米国経済の減速、円高、株安などのマイナス要因によって、これまで国内経済を牽引してきた外需型産業の業績にかげりが見え始めたことを挙げている。
また、アプリケーション開発/デプロイメント・ソフトウェア市場については、データベース・システム市場で金融、官公庁などの大型案件が発生したものの、大型案件数自体の減少によって前年比4.3%増にとどまっているという。一方、システム・インフラストラクチャ市場は全体的に堅調な成長を見せているとした。
同社ソフトウェアリサーチマネージャーの井上和彦氏は、「国内ソフトウェア市場においてはターゲット市場のユーザー・セグメントの複雑化、細分化がいっそう強まる傾向があるので、市場ニーズに対応するために、製品の多機能化、差別化に対して新たな販売戦略が必要になる」とコメントしている。
今回の発表内容の詳細は、IDCが発行したリポート「国内ソフトウェア市場2007年の実績と2008年〜2012年の予測アップデート」(J8370110)において報告されている。
(Computerworld.jp)



























