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サン、災害対策支援で中国政府にコンテナ型データセンターを寄贈

“拡張性と移動性”を生かし、世界有数の災害軽減システムで活用
(2008年11月25日)

 米国Sun Microsystemsは、中国国家災害軽減センター(CNDRC:China National Disaster Reduction Centre)に同社のコンテナ型データセンターを寄贈したことを明らかにした。中国政府が構築中の、人工衛星を利用した世界有数の災害軽減システムに使われる。

 Sunのコンテナ型データセンターは、CNDRCが求める条件である“拡張性と移動性”を備えている。冷却/監視/電力分配装置を搭載した輸送用コンテナにコンピューティング/ストレージ/ネットワーキングの機能を集積しており、被災地などの現場に迅速に配備して容易に使用することができる。


米国Sun Microsystemsのコンテナ型データセンター

 中国民政部の副部長、竇玉沛氏は、「Sunが革新的なコンテナ型データセンターを寄贈してくれたのは、同社が中国国民、とりわけ今年5月12日に発生した四川大地震の被災者の生活を深く憂慮したからである。Sunは一流企業として社会的責任を果たすことの大切さを理解している」と感謝の意を表した。

 CNDRCは2002年4月に、日本の厚生労働省に相当する中国民政部の下に設置された。災害情報の収集・分析をはじめ、災害時のタイムリーな現地支援、災害の科学調査などによる、国家的な総合災害対策の改善を責務としている。

 CNDRCでは、Sunのコンテナ型データセンターを、災害と環境の監視・予測にかかわるデータのバックアップ・ストレージおよびアプリケーションの運用管理に使うことで、災害軽減システムの信頼性とセキュリティを高める意向だ。

 人工衛星が取得するデータの増加に伴い、CNDRCは現在、1日に数百GB(ギガバイト)のデータを処理する小型の衛星アプリケーション・システムを構築中だ。加えて、大規模災害を管理するための新たなデータセンターの構築や、災害管理司令センターへの戦略的意思決定を支援するプラットフォームの設置も計画している。

 「災害は国民の生活に直接影響を与えることから、われわれはその軽減と管理に多大な努力を払ってきた。人工衛星を利用した国家的な災害軽減システムの構築に際しては、最新かつ最適な情報技術を採用することが不可欠だ」と竇氏は述べている。

(Carol Ko/MIS Asia)

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