感謝祭明けの“サイバー・マンデー”、オンライン支出額は昨年比15%アップ
1日あたりのオンライン・ショッピング支出額で記録史上2番目の1日に米国の調査会社ComScoreがこのほど発表した最新のデータによると、米国のオンライン・ショッピング・ユーザーが感謝祭明けの月曜日である12月1日に使った金額は、昨年よりも15%多い8億4,600万ドルだったという。
「サイバー・マンデー」と呼ばれる感謝祭明けの月曜日は、例年“オンライン・ショッピングが増える日”とされている。今年の「サイバー・マンデー」にあたる12月1日は、同社のオンライン・ショッピング支出額調査において、史上2番目に支出額の多い1日となった。 これまで、オンライン・ショッピングの支出額が最も多かった日は2007年12月10日で、金額は8億8,100万ドルだった。
感謝祭(11月の第4木曜日)休暇中、米国の大手小売企業が運営するショッピング・サイトのなかにはシステム障害に見舞われたところもあったが、サイバー・マンデーの売上自体は好調だった。11月28日(感謝祭翌日)から12月1日までの4日間を通じたオンライン・ショッピングの支出額は前年同期に比べ13%増加しており、11月29日から12月1日の3日間はいずれも昨年比で2ケタ台の伸び率を示した。
ただし、ComScoreによると、11月1日に始まった年末商戦の売上は現時点までで120億ドルとなっており、前年同期に比べ2%少ないという。
ComScore会長のジャン・フルゴーニ(Gian Fulgoni)氏は、「感謝祭休日のオンライン・ショッピングが“死滅する”という噂は、少々誇張されすぎだったように思う。消費者の側も、小売企業の積極的な値引き攻勢に対して敏感に反応している。最近では、感謝祭後の週末よりもサイバー・マンデーのセールスに力を入れる業者が増えており、消費者の財布がゆるみ始めた結果、この4日間の売上が大きく伸びたということだろう。これは小売業界にとって非常に心強い結果だが、大幅な値引きを行った後でもきちんと利益が出るよう祈りたい」と語っている。
なお、ComScoreは11月末、今年の年末商戦におけるオンライン・ショッピングの支出額は前年並みになるとの見通しを示していた(関連記事)。
ComScoreが行った消費者動向調査によると、11月1日から23日までのオンライン・ショッピングの支出額は82億ドルで、前年同期を4%下回っているという。同社によると、今年初めからこれまでの期間におけるオンライン・ショッピングの売上は前年よりも9%伸びており、横ばいという年末商戦の見通しは、この数字を大きく下回るものだという。なお、2007年通年でのオンライン・ショッピングの売上は、前年を19%上回っていた。
このほか、ComScureの消費者調査では次の点も明らかになっている。
- オンライン・ショッピングで目にする販促情報や値引き情報が昨年よりも増えたと答えた消費者は、全体の半数以上(51%)、減ったと答えた消費者は12%だった。
- 実店舗まで足を運んで買い物をしている人の数が昨年よりも減っていると答えた消費者は39%、昨年よりも増えていると答えた人は7%だった。
(Heather Havenstein/Computerworld米国版)



























