サンの2009å¹´2Q決算、11%の減収に|IT業界動向|トピックス|Computerworld

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サンの2009年2Q決算、11%の減収に

アナリストの事前予測ほどは落ち込まず
(2009年01月28日)

 米国Sun Microsystemsは1月27日、2009会計年度第2四半期(2008年10-12月期)の決算を発表した。売上高は11%減少したものの、アナリスト事前予測よりは高い数字だった。

 第2四半期の売上高は前年同期の36億2,000万ドルから32億2,000万ドルに減少した。これは米国Thomson Reutersが集計したアナリスト予測の平均値31億6,000万ドルをわずかながら上回る。

 同四半期の純損失は2億900万ドル(1株当たり損失28セント)で、2008会計年度第2四半期の純利益2億6,000万ドル(1株当たり利益31セント)から大幅減となった。損失には、同社が11月に発表した大規模な人員削減に伴う2億2,200万ドルのリストラ費用が含まれる。

 Sunによると、こうした特別科目を除外すれば、同四半期は1億1,400万ドルの利益(1株当たり利益15セント)になるという。アナリストの事前予測では、特別科目計上前で1株当たり10セントの損失となっており、この利益は予想外だ。

 顧客の間でSPARCサーバを手控え、x86サーバを選ぶ動きが広がっていることから、Sunはこの数四半期、売上高の拡大に苦心してきた。また、大口顧客に大手金融機関が多く、金融危機の影響を直接的に受けたことも大きい。

 同社は11月、年間7〜8億ドルのコスト節約を図るべく、リストラ策の一環として全従業員の最大18%に相当する5,000〜6,000人の人員削減計画を発表した。この計画は、2009会計年度第1四半期(2008年7-9月期)の16億8,000万ドルに及ぶ赤字決算を受けたものだ。

 米国Gartnerの調査では、Sunのサーバ出荷台数は昨年第3四半期に3%増加したものの、売上高は14%減と競合ベンダーのなかで最大の落ち込みになった。同社製品のうち、AMDのクアッドコアOpteron(開発コード名:Barcelona)を搭載するx86サーバが急成長しているが、同社がこの市場に参入したのは比較的最近のことであり、SPARCサーバの減収を相殺するほどの売上げには至ってない。

 Sunが27日に発表したところによると、x86サーバの出荷台数は前年同期比で11%成長し、第1四半期と第2四半期の数字をもとにした“予想年間売上高”は約7億ドルになるという。また、ソフトウェアの売上高は前年同期比21%の伸びで、通年換算では約6億ドルになるとしている。

 2006年4月にスコット・マクニーリ(Scott McNealy)氏がCEOを退き、ジョナサン・シュワルツ(Jonathan Schwartz)氏が後任となって以来、Sunはソフトウェア、特にオープンソース・ソフトウェアに注力してきた。同社は事実上すべてのソフトウェアをオープンソース化し、昨年初めにはオープンソース・データベースの最大手であるMySQL ABを約10億ドルで買収した。

 オープンソース化の背景には、たとえ無料でソフトウェアを提供しても、より多くの企業にSunの製品を使ってもらうことで、あとあとサポート契約やハードウェアの販売につながるという思惑がある。だが、この戦略では成果が出るまで時間がかかっているため、株主からはもっと早い業績回復を望む声が挙がっている。

(James Niccolai/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)

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