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韓国政府、北朝鮮のTwitterアカウントをブロック

HTTPSではアクセス可能
(2010年08月23日)

韓国内から北朝鮮のWebサイト「Uriminzokkiri」にアクセスしようとすると、コンテンツがブロックされていることを知らせるページが表示される

 韓国政府は、北朝鮮のWebサイト「Uriminzokkiri」が運営するTwitterアカウント「uriminzok」への韓国からのアクセスをブロックした。

 Uriminzokkiri(「わが民族同士」の意)サイトは8月初頭、uriminzok(「わが民族」の意)アカウントを開設してTwitterフィード配信を開始した。このフィードでは、同サイトに掲載のプロパガンダ色が強いニュース記事の見出しとリンクが韓国語で提供されている。同アカウントの開設は広く報じられ、その効果で先週にはフォロワー数が9,000人以上に達した。

 しかし、8月20日から、韓国のフォロワーが同アカウントのTwitterページにアクセスしようとすると、コンテンツがブロックされていることを知らせるページが表示されるようになった。このページは韓国放送通信審議委員会(KCSC:Korea Communications Standards Commission)と韓国警察当局が用意したものだ。

 Uriminzokkiriは北朝鮮の公式サイトに最も近いものであり、もともと韓国政府から政府検閲の一環として、韓国からのアクセスがブロックされている。この政府検閲でブロックされているサイトは数十あり、そのほとんどは北朝鮮とつながりがあるか、親北朝鮮のサイトだ。国際法上は、韓国は依然として北朝鮮と戦争状態にある。

 韓国政府によるブロックは、Twitterのuriminzokアカウントのホーム・ページ(http://twitter.com/uriminzok)のみを対象としているようだ。ただし技術的な知識が少しあれば、このブロックは回避できる。

 Uriminzokkiriがソーシャル・メディアを利用するのは、今回のTwitterが初めてではない。約1カ月前に同サイトはYouTubeチャンネルを開設している。このチャンネルではすでに145本の動画が配信されており、その多くは北朝鮮の国営朝鮮中央テレビのニュース報道だ。

 AP通信の報道によると、韓国政府は先週、UriminzokkiriのYouTubeチャンネルもブロックすると表明したとされるが、20日時点では韓国からアクセスが可能だった。

 また8月上旬にはFacebookでもUriminzokkiriという名前のグループが立ち上げられた。しかし、これが北朝鮮政府によるものかは確認できていない。このグループのページには、UriminzokkiriサイトとそのYouTubeチャンネルのコンテンツへのリンクが掲載されている。だが、他のソーシャル・メディアへの取り組みとは異なり、UriminzokkiriサイトのホームページにこのFacebookグループは記載されていない。また、このFacebookグループのページでは、“フレンド”を募集しているが、uriminzokのTwitterページではそうしたことは行っていない。

 Twitterではuriminzokのパロディ・アカウントの「Fake_Uriminzok」も登場している。このアカウントの自己紹介は、「北朝鮮の@uriminzokでの笑えるPR工作に対する風刺」となっている。ちなみに20日時点でこのアカウントのフォロワー数は33人だった。

(Martyn Williams/IDG News Service東京支局)

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