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マイクロソフト、著作権保護回避対策でWindows Media DRMを更新へ

(2006年08月30日)

 米国マイクロソフトは8月29日、Windows MediaファイルからDRM(デジタル著作権管理)機能を除去するアプリケーションを利用できないようにするために、Windows Media DRMシステムをアップデートすることを明らかにした。

 今回の発表は、「FairUse4WM」と呼ばれるアプリケーションを使ってデジタル・メディア・ファイルからWindows Media DRM 10および11の保護機能を取り除くことができるというリポートが先週インターネット上で公表されたのを受けて行われたもの。

 マイクロソフトの声明文によると、同社はデジタル・コンテンツの著作権を保護するために常に注意を払っており、今回のように保護機能が回避される事態に備えて、Windows Media DRMシステムを更新可能な設計にしているという。

 問題のFairUse4WMは、8月19日、コンピュータ・ハードディスク上に保存できるデジタル・メディア・ファイルにDVDを変換したい人々のオンライン・フォーラム「Doom9.org」サイトに登場した。同サイトへの投稿によると、viodentiaというユーザーが「購入したメディアの公正使用権を行使する」プログラムを開発したという。

 FairUse4WMの存在は、マイクロソフトのビジネスに重大な結果をもたらす可能性がある。同社は、コンピュータや他の機器を経由したさまざまなデジタル・コンテンツの購入や再生をサポートするのに必要なソフトウェアやサービスを提供することで、デジタル・コンテンツを巡ってアップルなどの競合ベンダーと熾烈な戦いを繰り広げているからだ。

 FairUse4WMは、Windows Media DRMで保護したファイルを提供するサブスクリプション・サービス(MTVネットワークスの「Urge」や「Napster」など)を介してユーザーがダウンロードしたファイルからDRM保護を除去し、サブスクリプションなしで再生可能にする。

 デジタル音楽サブスクリプション・サービスは通常、サービスのサブスクリプション料金を支払えば、ユーザーは音楽ファイルを無制限に再生できるが、サブスクリプションがなければファイルを再生できない仕組みになっている。

(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service サンフランシスコ支局)

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