グーグル、オンライン書籍検索サービスにダウンロード機能を追加へ
米国グーグルは現地時間の8月30日から、同社のオンライン書籍検索サービス「Google Book Search」の機能を拡張し、利用者がPDFファイル形式で一部の書籍をまるごとPCにダウンロードできるようにするもようだ。
同社のGoogle Book SearchおよびGoogle Scholarのグループ・プロダクト・マネジャー、アダム・スミス氏によると、この新機能を利用できるのは、著作権が消滅した書籍に限られるという。従来のGoogle Book Searchの利用者は、著作権が消滅した書籍を読むことはできたが、ダウンロードや印刷はできなかった。
スミス氏は、「著作権で保護された書籍をダウンロード可能にすることはない。それは、当社が著作権所有者から全文を表示する許可を得ているものについても同様だ」と強調した。
ダウンロード可能になる著作権消滅書籍の大多数は、Google Library Projectプロジェクトでスキャンされたものになる。同プロジェクトでグーグルは、ハーバード大学、スタンフォード大学、オックスフォード大学など、世界の大規模な大学図書館に収蔵された書籍の一部をスキャンしている。
ただし、グーグルが図書館から借り受けた書籍を著作権所有者の許可を得ずにスキャンしていることが著作者や出版社の間で問題視され、昨年、同社を相手取った2件の著作権侵害訴訟が起こされている。。うち1件は、米国著作者協会(AG:The Authors Guild)と3人の個人著作者が原告となっている。もう1件は、米国出版者協会(AAP:The Association of American Publishers)が、協会員であるザ・マグローヒル・カンパニーズ、パーソンズ・エデュケーション、ペンギン・グループ、サイモン&シャスター、ジョン・ワイリー&サンズの5社を代表して提訴している。
(ホアン・カルロス・ペレス/IDG News Service マイアミ支局)
























