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SIIA、総額100万ドルでソフトウェア・ライセンス違反企業11社と和解──和解金は全額違法コピー撲滅運動へ

(2007年01月15日)

 米国ソフトウェア情報産業協会(SIIA)は1月12日、ソフトウェア・ライセンスに違反した企業11社と昨年12月に和解し、総額100万ドルを超える和解金を受け取ったことを明らかにした。

 SIIAはソフトウェア・ベンダーとデジタル情報プロバイダーの業界団体で、総額100万ドルの和解金は、これまでSIIAが単月に受け取った和解金額の中でも上位5位以内に入るという。

 SIIAの知的財産ポリシー/執行担当バイスプレジデントであるキース・クップファーシュミット氏は声明の中で、「11社という和解件数は、適切なソフトウェア・コンプライアンス対策を実施していない企業が多いことを示している」とコメントした。

 また同氏は、「もし今回和解金を支払った11社がSIIAの調査に協力せず、ライセンス違反のソフトウェアを使い続けていた場合には、これらの企業は和解金以上の大金を出費することになっていた可能性がある」と、今後もソフトウェア・ライセンス違反に厳しく対処していく姿勢を強調した。

 12月にSIIAと和解した企業(一部)は以下のとおり。

ペトロリアム・ヒート&パワー

 コネチカット州スタンフォードを拠点とする、家庭用暖房燃料や冷暖房設備の流通と保守を行っている会社。同社社員の内部通告によりSIIAが調査したところ、違法コピーによるソフトウェアを利用していた事実を認めたという。同社は正規小売価格で換算した金額の約2.5倍に当たる21万7,570ドルを支払って和解した。

プリベンタティブ・メンテナンス・カンパニー

 イリノイ州を拠点に、機械の振動および赤外線分析などの予測診断技術を提供している。SIIAによると、同社がライセンス数を偽ってソフトウェアを導入しているとの通報を受け、SIIAが調査。その結果、マイクロソフト、アドビ システムズ、シマンテック、ネロなど複数のベンダーのソフトウェアを違法に利用していたことが発覚した。同社は総額15万6,000ドルの和解金を支払った。

サイバーリンクス

 フロリダ州を拠点にWebホスティングを事業としている企業。同社も通報により違法コピー・ソフトウェアの使用が発覚。SIIAが調査したところ、同社は、アドビ システムズ、マイクロソフト、シマンテックのソフトウェアをライセンスなしで使用していたことを認め、13万ドルの賠償金を支払って和解した。

 なお、SIIAによると、今回支払われた和解金は、ソフトウェア・ライセンス違反の防止教育と取り締まりの推進に充てられるという。

(グラント・グロス/IDG News Service ワシントン支局)

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