AOL、スウェーデンのオンライン・マーケティング企業を9億ドルで買収へ|IT業界動向|トピックス|Computerworld

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AOL、スウェーデンのオンライン・マーケティング企業を9億ドルで買収へ

(2007年01月16日)

 米国タイムワーナー傘下のアメリカ・オンライン(AOL)は1月15日、オンライン・マーケティング事業を手がけるスウェーデンのトレードダブラーを9億ドルで買収すると発表した。欧州でのオンライン広告事業を強化するのがねらいと見られる。

 トレードダブラーは、オンライン・マーケティングおよび販売活動の実施、管理、分析、最適化などを簡素化する企業向けツールをホスティングしているサービス・プロバイダーである。

 AOLは2004年に米国アドバータイジング・ドットコムを買収し、同社のサービスを欧州でのオンライン広告事業の基盤としてきた。今回の買収は、こうした取り組みを補完するものとなる。アドバータイジング・ドットコムは、米国および欧州の8カ国でディスプレイ広告ネットワークを展開し、検索エンジンの管理サービスやリード・ジェネレーション・サービスを提供している。

 アドバータイジング・ドットコムとトレードダブラーの両社を獲得したことで、AOLは包括的なマーケティング・サービスを広告主に提供できるようになると、AOLの担当者は述べている。

 トレードダブラーの取締役会はAOLによる買収を受け入れているが、これを実現するには株主の了承を得なければならない。また、企業間の競争を監督している公的機関の認可を受ける必要もある。両社によると、買収手続きが完了するのは2月になる見込みだという。

 AOLは、欧州での戦略を変更したあとに、トレードダブラーを買収することを検討し始めた。AOLは欧州のISP(Internet Service Provider)事業を売却するとともに、運営コストを広告費で賄いながらコンテンツを無料で提供していくことを決めていた。また同社は、オンライン広告販売を管理したり、ISPのポータルに記事広告を提供したりするサービスも行っている。

(ナンシー・ゴーリング/IDG News Service ダブリン支局)

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