バーチャルアイアン、仮想アプライアンスの製品ラインを拡充|IT業界動向|トピックス|Computerworld

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バーチャルアイアン、仮想アプライアンスの製品ラインを拡充

(2007年01月24日)

 米国バーチャルアイアンは1月23日、米国アールパスと提携し、仮想マシン環境に最適化されたアプリケーションとOSをパッケージ化した「仮想アプライアンス」8製品の提供を新たに開始したと発表した。


Windows/Linuxベースの検証済み仮想アプライアンスをダウンロードできるVirtual Appliance ExchangeのWebサイト

 また、バーチャルアイアンは、Windows/Linuxベースの検証済み仮想アプライアンスをダウンロードできる「Virtual Appliance Exchange」も同日付けで開設している。

 バーチャルアイアンでは、仮想化テクノロジーはITエキスパートの要求を満たすものに進化しつつあり、今後は仮想アプライアンスのような、あらかじめパッケージ化されたソフトウェア・スタックへの関心が高まると期待を寄せている。

 仮想アプライアンスは、ソフトウェアをハードウェアの制約から解放することを目的に設計されたソフトウェア・スタックで、仮想マシン環境での相互運用が検証されたOSやアプリケーションで構成されている。そのため、企業は仮想アプライアンスをダウンロード/展開するだけで、アプリケーションを迅速に稼働させることができる。

 バーチャルアイアンのCMO(最高マーケティング責任者)、マイク・グランディネッティ氏は、企業が新規にアプリケーションを導入する際に感じる最大の不満は、物理的なインフラの整備に時間がかかることだと指摘する。同社が提供する仮想アプライアンスは「(アップルの)iTunes Music Storeから曲をダウンロードし、iPodで聞くのと同じくらいシンプルなものだ」と、その利便性を強調した。
 
 バーチャルアイアン最大のライバルであるヴイエムウェアも、昨年初頭からセキュリティやネットワーク管理、負荷分散など数百種類の仮想アプライアンスを無料で提供している。しかし、エンタープライズ環境にすぐに導入できる検証済みの仮想アプライアンスは14個にとどまっている。

 一方、バーチャルアイアンは、今回のアールパスとの提携で8個の仮想アプライアンスを手に入れた。今後もその数を増やしていく方針という。

 仮想アプライアンスを巡るヴイエムウェアとバーチャルアイアンの競争は熾烈なものになろうとしている。

 もっとも、両者は異なるフォーマットを用いて仮想サーバを構築している。ヴイエムウェアは独自の仮想マシン・ディスク・フォーマットを採用しており、昨年4月に同フォーマットを公開し自由に使えるようにした。

 一方、バーチャルアイアンはマイクロソフトの「Virtual Hard Disk」(VHD)フォーマットを採用している。同社では、ヴイエムウェアのディスク・フォーマットからVHDフォーマットに変換できるコンバータをオンライン上で無料提供しており、「移行は簡単だ」(グランディネッティ氏)と説明している。

(ジェニファー・ミアーズ/Network World 米国版)

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