米国連邦地裁、マイクロソフトに15億ドルの賠償命令?
アルカテル・ルーセントによるMP3特許侵害訴訟で陪審が評決フランスのアルカテル・ルーセントが、MP3エンコーディング/デコーディング技術の特許侵害でマイクロソフトを訴えている裁判で、米国サンディエゴ連邦地方裁判所の陪審団は2月22日、マイクロソフトに15億ドルの損害賠償を命じる評決を下した。
アルカテル・ルーセントは当初、マイクロソフトのWindows Media Playerが15件の特許を侵害しているとして訴訟を起こしたが、連邦地裁はこのうち2件についての訴えを退け、残りの13件を6つのグループに分けて審理することを決定した。
マイクロソフトによると、22日の評決は、これらのうち最初のグループに関するもので、残りの5つのグループの裁判はまだ始まっていないという。
マイクロソフトは声明の中で、今回の評決の不当性について、次のように訴えている。
「評決は、法や事実の裏付けを完全に欠いている。われわれは他の多数の企業と同様に、MP3技術のライセンス提供者として業界で認められているフラウンフォーハーから適正にライセンスを取得したと考えている。この技術のライセンスを受けるためにフラウンフォーハーに支払った金額が1,600万ドルであることからしても、評決された賠償額はあまりに法外だ」
当然のことながら、アルカテル・ルーセントは評決を歓迎している。同社は声明で、「当社の説得力ある主張が認められた結果だ」としている。
マイクロソフトの広報担当者ガイ・エスヌフ氏は、「残りの5つの裁判は、年内に開始されるだろう」と語った。
同氏によると、次の裁判は音声パターン技術の特許に関するもので、3月末か4月初めに開始が予定されており、残りの4つの裁判もその後、順次始まる見通しという。
これらの裁判の対象となる特許は、ユーザー・インタフェースやビデオ技術に関するもので、Xbox 360に採用されている技術も含まれるという。
MP3技術は多くの企業がライセンスを受けており、mp3licensing.comサイトにライセンスを取得したリストが掲載されている。
マイクロソフトは現在、アルカテル・ルーセントとの訴訟だけでなく、広く注目されている特許侵害訴訟を抱えている。マイクロソフトは21日、AT&Tとの6年越しの特許侵害訴訟で、最高裁判所での弁論を行ったばかりだ。
(エリザベス・モンタルバノ/IDG News Service ニューヨーク支局)
























